...力んで赤くなる顏...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...予は三つ飲んで赤くなる...
石川啄木 「悲しき思出」
...上(あが)り端(はな)の障子が赤くなる...
伊藤左千夫 「浜菊」
...うれしさで赤くなる...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「患者兼同居人」
...兄は小指の先で耳が赤くなる程引かきまわした...
戸田豊子 「歩む」
...」おれは顔が赤くなるのを感じた...
豊島与志雄 「早春」
...赤くなるからそれで丹印(たんじるし)だっていう洒落(しゃれ)なんですね...
永井荷風 「雪解」
...樽柿(たるがき)を食つても赤くなる野郎でしたよ」主人の彌助は後ろから口を出しました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...パツと赤くなると言つた...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...メアリは頬が赤くなる感じがした...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...わけもなく顔の赤くなる気がした...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...顔が赤くなるばかりだつた...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...僕は顔が赤くなるのです...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...放飼(はなしがい)にすると赤くなる...
村井弦斎 「食道楽」
...自分で顔の赤くなるのがわかった...
山本周五郎 「その木戸を通って」
...そう考えると恥ずかしくて顔が赤くなるようにさえ思った...
山本周五郎 「日本婦道記」
...あとから思い出しても顔が赤くなるくらいイライラさせられたのであった...
夢野久作 「暗黒公使」
...と杯の重なるにつれて(その癖彼は四五杯も飲むと赤くなる側なのだが)いろいろな行きたい処が話題に上って来た...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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