...彼は賭物にはまっている...
...賭物はあまり良いことではない...
...賭物で大金を失った...
...賭物には勝ちがあれば負けがある...
...賭物は倫理的に問題がある...
...賭を得るべく單蹄の駿馬はげしく終局の地點――そこには*戰歿の人の記念にすぐれたる賭物――鼎あるは女子おかるゝ處...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
... 700アカイア人の眼前に三たび賭物持ち來る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...娘らをその賭物としてること...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...自家(じぶん)の利益を賭物(かけもの)にして他人の為めに周旋しようと云う...
二葉亭四迷 「浮雲」
...かくて投げ出したる縄を各一本づつ引きてそのうち胴ふぐりを引きあてたる者がその場の賭物を取る...
正岡子規 「墨汁一滴」
...よい賭物(かけもの)を出して韻ふたぎに勝負をつけようとした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...勝ち方に出す賭物(かけもの)も多く持参したのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「よい賭物(かけもの)があっていいはずなんだがね...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...サン・ミツセルの通(とほり)に並んだ露店が皆ぶん廻し風の賭物(かけもの)遊びの店であるのに自分は少し情(なさ)けない気がした...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...そして澤山の人の命が賭物にせられ...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...「賭物(かけもの)貢(みつぎ)ノ式」といふのが...
吉川英治 「折々の記」
...両賊は朕(ちん)の身を賭物(かけもの)として...
吉川英治 「三国志」
...もうこのことはいわないでくれ」「閣下も賭物におこだわり遊ばしますな...
吉川英治 「三国志」
...一夜に数千貫のかねやら賭物(かけもの)をうごかす博奕だ...
吉川英治 「私本太平記」
...「賭物貢(かけものみつぎ)ノ式」というのが...
吉川英治 「天皇と競馬」
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