例文・使い方一覧でみる「賣」の意味
スポンサーリンク...其音は風鈴賣が櫺子窓の外を通る時ともちがつて... 
心猿 「荷風翁の發句」
...もし家を賣るやうなら自分が買ふから...
小穴隆一 「二つの繪」
...また大山津見の神の女（むすめ）名は神大市（かむおほち）比賣に娶（あ）ひて生みませる子...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...蛤貝比賣待ち承（う）けて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...次に妹高比賣（たかひめ）の命二...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...ここに天の宇受賣の命...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...その伊須氣余理比賣のもとに幸（い）でまして...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...本は恥かしくて言へないほど僅少の部數しか賣れなかつた...
太宰治 「猿面冠者」
...次は昔の日本橋で元祿時代と覺しい風俗人形――丁髷のいなせな肴賣が豆絞りの手拭をねぢり鉢卷にし...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...他は一部につき金二歩にて長崎會所より一般に賣り出された...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...商賣人といふことを解釋した工夫等は前よりも遠慮なしに饒舌つた...
長塚節 「商機」
...商賣人が見たら判るだらう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...煮賣屋のお勘子で我慢して置くのさ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...武藝も按摩も商賣も習はうともせず...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...どことも知らない遠くの交易市場の方へ出かけて行つて馬具や農具の古ぼけた商賣（あきなひ）でも眺めてゐよう...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...よぼよぼしたお爺さんの蜆賣（しゞみう）りと...
長谷川時雨 「佃のわたし」
...それを紙に書いて市で賣つてたつきの代（しろ）にかへてゐた...
室生犀星 「はるあはれ」
...何處の温泉場でも何か土地に相應した樣なものを考案して土産物として賣つてゐますが...
若山牧水 「樹木とその葉」
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