...賢い人にあたえられた感銘は全般的の無罪である...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...七 『賢い人と話す興味』物の言いぶりもやはり同じようであった...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...賢い童貞らが不潔な娘らをながめながら...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...悪賢い小商人がいちばん活々して生きてゐるといふ有様だ...
中原中也 「生と歌」
...佐吉は悪賢い人間だが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...自分ほど賢い者は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お才さんは賢い人ですから若主人もすっかり感心しております」「浮気と許嫁とは別なわけか」「…………」八五郎は何か唾(つば)でも吐きたいような気になりました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その頃丸屋の嫁が里に帰され、染五郎と逢引の合図を交しているのを見て、悪賢い左陣は、女下駄で足跡までこしらえて罪をお絹に転嫁しましたが、川に捨ててあったお絹の守り刀については、不思議なことに何にも知らなかったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...犯人は賢いかもしれないが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...非常に賢い判断をなさった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...ずる賢いやらには脱帽します...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...それを知っているから悪賢い呉羽之介は...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...「これはどうも賢いことでない...
宮原晃一郎 「悪魔の尾」
...またその人に清い恋として告白している時には賢い人になっているのであるが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...兵部卿阿房奴賢いわい...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...わる賢い人間だけしか生きられない世界のように思えてき...
山本周五郎 「季節のない街」
...そいつを抵抗出来ぬように縛り上げて珠数つなぎにして帰ると、日本人は賢い...
夢野久作 「近世快人伝」
...あの童(わっぱ)は」「賢いところがありますね」彼女は...
吉川英治 「宮本武蔵」
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