例文・使い方一覧でみる「賞翫」の意味


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...岡は上手(じょうず)に入れられた甘露(かんろ)をすすり終わった茶(ちゃ)わんを手の先に据(す)えて綿密にその作りを賞翫(しょうがん)していた...   岡は上手に入れられた甘露をすすり終わった茶わんを手の先に据えて綿密にその作りを賞翫していたの読み方
有島武郎 「或る女」

...従ってこれは「名物」だからと買って賞翫する気にはなれない...   従ってこれは「名物」だからと買って賞翫する気にはなれないの読み方
相馬愛蔵 「私の小売商道」

...夫婦で道阿弥の赤鼻を賞翫(しょうがん)しながら眠りについた...   夫婦で道阿弥の赤鼻を賞翫しながら眠りについたの読み方
谷崎潤一郎 「武州公秘話」

...道阿弥の首を賞翫(しょうがん)しながら...   道阿弥の首を賞翫しながらの読み方
谷崎潤一郎 「武州公秘話」

...然しトルストイは理想を賞翫(しょうがん)して生涯を終(おわ)る理想家で無い...   然しトルストイは理想を賞翫して生涯を終る理想家で無いの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...ちょっと珍らしいので皆が賞翫した...   ちょっと珍らしいので皆が賞翫したの読み方
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」

...一口も賞翫(しょうがん)したことがねえんでございます...   一口も賞翫したことがねえんでございますの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...走餅を売っておりますから御賞翫(ごしょうがん)くださいですって...   走餅を売っておりますから御賞翫くださいですっての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...内容の発現には比較的効能のない役者の芸を賞翫するのと三つあるようですね...   内容の発現には比較的効能のない役者の芸を賞翫するのと三つあるようですねの読み方
夏目漱石 「虚子君へ」

...その代り沙翁の劇を賞翫(しょうがん)する態度でかかってはならぬ...   その代り沙翁の劇を賞翫する態度でかかってはならぬの読み方
夏目漱石 「作物の批評」

...そして次年(じねん)に勢(いきお)いよく花を咲かせてその花を賞翫(しょうがん)する...   そして次年に勢いよく花を咲かせてその花を賞翫するの読み方
牧野富太郎 「植物知識」

...自然成熟の粳米を採り還って満腹賞翫したので...   自然成熟の粳米を採り還って満腹賞翫したのでの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...それからのサスペンスもなかなか賞翫にたえるものであると思います...   それからのサスペンスもなかなか賞翫にたえるものであると思いますの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...広海子爵は丁寧(ていねい)に賞翫(しょうがん)して首を傾け「中川さん...   広海子爵は丁寧に賞翫して首を傾け「中川さんの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...咲いた紅梅なども賞翫(しょうがん)する人のないのをながめて...   咲いた紅梅なども賞翫する人のないのをながめての読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...賞翫(しょうがん)する場合のほうが昔から多く...   賞翫する場合のほうが昔から多くの読み方
柳田国男 「母の手毬歌」

...空坪此地の景勝を巡りて賞翫する事一方ならず...   空坪此地の景勝を巡りて賞翫する事一方ならずの読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...たゞし實際大人の賞翫に價する曲はこの外に尚澤山あることを斷つて置く...   たゞし實際大人の賞翫に價する曲はこの外に尚澤山あることを斷つて置くの読み方
和田萬吉 「父兄の方々に」

「賞翫」の読みかた

「賞翫」の書き方・書き順

いろんなフォントで「賞翫」

「賞翫」の英語の意味


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チーズローリングと世界一硬いチーズ

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