...○初雪(はつゆき)暖国(だんこく)の人の雪を賞翫(しやうくわん)するは前にいへるがごとし...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...和歌を父母として生まれた俳句にも自然この初音という文字が踏襲され賞翫(しょうがん)の意味がそのうちに含まれていることも争われない事実であります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...これが特に秋の空の澄み渡るのを賞翫(しょうがん)するのであります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...まだ賞翫(しゃうくわん)はして貰(もら)へぬ...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...然しトルストイは理想を賞翫(しょうがん)して生涯を終(おわ)る理想家で無い...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...向うの畑で、本物の百姓が長柄の鍬で、後退(あとしざ)りにサクを切るのを熟々(つくづく)眺めて、彼運動に現わるゝリズムが何とも云えぬ、と賞翫する...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...ちょっと珍らしいので皆が賞翫した...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...光沢(つや)の出た所をしきりに賞翫(しょうがん)している...
夏目漱石 「草枕」
...もしくは滑稽踊(こっけいおどり)として賞翫(しょうがん)されているらしい...
夏目漱石 「明治座の所感を虚子君に問れて」
...ベースボールはもと亜米利加(アメリカ)合衆国の国技とも称すべきものにしてその遊技の国民一般に賞翫(しょうがん)せらるるはあたかも我邦(わがくに)の相撲(すもう)...
正岡子規 「ベースボール」
...今夜は充分に賞翫(しょうがん)して見ようか?雪之丞は...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...牛驢の陰具を明の宮中で賞翫(しょうがん)した話ついでに録して...
南方熊楠 「十二支考」
...アンドラの王は臣民の新婦を最初に賞翫(しょうがん)する権利あり...
南方熊楠 「十二支考」
...広海子爵は丁寧(ていねい)に賞翫(しょうがん)して首を傾け「中川さん...
村井弦斎 「食道楽」
...これは非常に上品で高貴の人の賞翫(しょうがん)を受けるそうだ...
村井弦斎 「食道楽」
...これこそ口へ入ると溶けるようだぜ」大原以前に懲(こ)りてや「なるほど柔くって実に美味(うま)い」と賞翫(しょうがん)する...
村井弦斎 「食道楽」
...大原はもっともらしく賞翫(しょうがん)し「なるほどこれは軽くって美味(うま)い...
村井弦斎 「食道楽」
...その小梅の実を煮て賞翫(しょうがん)しながら...
吉川英治 「三国志」
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