...それでもまたミケンジャクや烏万燈等と共に賞美され...
淡島寒月 「亡び行く江戸趣味」
...何を見ていらっしゃるの?』この中婆さんは微笑らしいもので私の近代的騎士性を賞美するのである...
谷譲次 「踊る地平線」
...西班牙(スペイン)人は原形のまま丸蒸しにして賞美するのである...
谷譲次 「踊る地平線」
...心静かに賞美しようと云う趣向なのである...
谷崎潤一郎 「細雪」
...前者は賞美せられて...
種田山頭火 「其中日記」
...それを賞美する術(すべ)を心得ていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...最も古典的でドイツで最も賞美さるる楽節において...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...後に聞いて土州の総督も賞美しまた我々松山人も頗る痛快に感じたのであった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...与八さんの刻んだお地蔵は相好(そうごう)がいい……と人が賞美して...
中里介山 「大菩薩峠」
...櫻花の散りぎはを賞美する...
長谷川時雨 「凡愚姐御考」
...彼女の料理の腕前を最大級の讚め言葉を放つて賞美すると...
牧野信一 「舞踏会余話」
...この種の句を作(な)す者はこれを渇望しをる人より歓迎賞美せらるべし...
正岡子規 「俳諧大要」
...その髪をことさら賞美して撫でまわしている守であった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...畏(かしこ)くも至尊の御賞美を被(こうむ)り...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...りよに賞美の歌を贈った...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...直線になったものは死苔といって賞美しない...
柳宗悦 「全羅紀行」
...吾々の間に朝鮮の作品が賞美せられてから...
柳宗悦 「朝鮮の友に贈る書」
...すぐに糸が片寄ってしまわぬようなのを賞美したのだが...
柳田国男 「母の手毬歌」
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