...そこで愈(いよいよ)どう云ふ風に鑑賞すれば好いか? と言ふ最初の問題にはいりますが...
芥川龍之介 「文芸鑑賞講座」
...若いころ春季の出品に明皇花を賞す図で...
上村松園 「健康と仕事」
...入賞するはずがないよ...
海野十三 「海底大陸」
...形式派と写実派第七章 茶の宗匠芸術を真に鑑賞することはただ芸術から生きた力を生み出す人にのみ可能である――茶の宗匠の芸術に対する貢献――処世上に及ぼした影響――利休の最後の茶の湯注茶の本第一章 人情の碗茶は薬用として始まり後飲料となる...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...花を観賞することはどうも恋愛の詩と時を同じくして起こっているようである...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...我々の考えは一に製作その物の出来栄如何(いかん)を批評鑑賞するのが任務で...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...良寛遺墨を鑑賞する...
種田山頭火 「旅日記」
...この見のがしてならない景色を充分に観賞する事ができた...
寺田寅彦 「案内者」
...一經貫通の努力と成績とは賞するに餘りあれども...
内藤湖南 「支那古典學の研究法に就きて」
...明治時代の都人は寛永寺の焼跡なる上野公園を以て春花秋月四時の風光を賞する勝地となし...
永井荷風 「上野」
...市中到る処新緑賞すべし...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...吾々はたゞこれを気紛れに鑑賞することしかできないわけである...
平林初之輔 「文学方法論」
...文学は観賞すべきものであつて...
平林初之輔 「文学方法論」
...ビートリスが不機嫌に贈り物を鑑賞するはめになったのは...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...しかも「乳房榎」の場合と同じく「累ヶ淵」もまた最も鑑賞すべきは...
正岡容 「我が圓朝研究」
...今より駿卿へいひやりて墨田の春色賞するは如何(いかに)と問ぬ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...始めて酒杯(おさかずき)の彫刻や造型を鑑賞するではないか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...これらは貧富の差別なく誰にでも観賞することができる...
山本周五郎 「新潮記」
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