...将軍家がわづか十二歳のお若さを以て関東の長者となられ征夷大将軍の宣旨を賜り...
太宰治 「右大臣実朝」
...匠作泰時さまはただちに御前ちかく召されておほめの御言葉を賜りましたが...
太宰治 「右大臣実朝」
...お供の者のこらず御ところに参候して御盃酒を賜り...
太宰治 「右大臣実朝」
...かやうに高配を賜りますならば...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...かように高配を賜りますならば...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...院の中央の庭には、畏多くも 皇太后陛下が、癩患者に賜りし、つれつれの友となりても慰めよ行くことかたき我にかはりての御歌が、石に刻まれてあつた...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...元祖同様に知行(ちぎょう)を賜りぬる事なり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...……実に西博士は創立以来わが学園のもつ我等が指標にして畏くも教育者に賜りたる勅語の『健全ナル国民ノ養成ハ一ニ師表タル者ノ徳化ニ俟ツ』と仰せられたる御聖旨に副い奉るもの...
戸坂潤 「社会時評」
...「賜りたる性」かとも...
外村繁 「澪標」
...私を信用してくださる栄誉を賜り...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...全員に最高の栄誉を賜りました...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...故ジョージ・レフェニュウ氏には友情を賜りましたし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...そこなる姫御寮より餞別の酒を賜り...
三木竹二 「両座の「山門」評」
...大樹公へは天盃を賜り御馬を賜る...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「いえいえご酒宴を賜りながら...
吉川英治 「三国志」
...よろしくお伝え賜りたい」と...
吉川英治 「三国志」
...願わくば琉球(りゅうきゅう)を賜りたいもので」秀吉はふと眼をまろくして...
吉川英治 「新書太閤記」
...大杯を賜りたい」「これか――?」それにはまだ酒がたたえられていた...
吉川英治 「新書太閤記」
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