...この後諸先輩の続々討て出で賜ふなれば...
巌谷小波 「こがね丸」
...神逐(かむやら)ひ逐ひ賜ふ...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...賜ふ状は、天皇の豐(とよ)の明(あかり)聞こしめしける日一に、髮長比賣に大御酒の柏(かしは)を取二らしめて、その太子に賜ひき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...又は御饌を賜ふて景風を宣揚す...
イー、エー、ゴルドン 高楠順次郎訳 「弘法大師と景教との關係」
...「弘法大師」の謚號を賜ふ...
イー、エー、ゴルドン 高楠順次郎訳 「弘法大師と景教との關係」
...かしこくも仙洞御所御直々の御対面をも賜ふべき由仰下され...
太宰治 「右大臣実朝」
...賜ふ參與の十員の君に似るものあらましを...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...とある神好まばこれら駿足に優るものすら賜ふべし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...クロニーオーンわれに今賜ふすぐれし光榮を...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...天子から諸侯に賜ふ式である...
内藤湖南 「聖徳太子」
...全軍に賜ふべき食禄を彼一人に与ふべしと...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...元和四年に兩商を江府に召され免許の御朱印を賜ふ...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...」環を賜ふは荀子の「絶人以...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...正弘は江戸邸に於て家臣に謁を賜ふこと例の如くであつたが...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...上より岡西玄亭を以て慰問せられ、又飯菜を賜ふ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...これも亦水戸家の賜ふ所であつたと云ふ...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...死を賜ふたときも...
吉川英治 「折々の記」
...吉田東伍氏は「位田はその賜ふところの田地の穫稲を収め...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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