...恩言(おんげん)を賜(たま)ふ...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...世(よ)にもものすごい懲戒(みせしめ)の賜(たまもの)でございました……...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...軍人に賜りたる御勅諭までさかのぼつて考へるやうになります...
太宰治 「「惜別」の意圖」
...有形無形に多大の援助を賜わった中央公論社長島中雄作氏に...
谷譲次 「踊る地平線」
...とある神好まばこれら駿足に優るものすら賜ふべし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...致仕後の詩に「勧農総歴廿回春 馬歯俄然過二七旬一労似三羸牛倦二民用一飽如三老鼠食二官一雲南四郡看レ山遍 芸北三川度レ水頻 知道君恩無二極已一衰来還賜自由身...
中村憲吉 「頼杏坪先生」
...仏像を賜わるようにと願った...
蜷川新 「天皇」
...賜氷(しひょう)の節(せつ)「これ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...阿部家に請うて本郷丸山の中屋敷内に邸宅を賜ることになつたのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...紀尾井町の第(やしき)の地を賜はる...
森鴎外 「能久親王年譜」
...凡ては友人の協力的好意の賜物であった...
柳宗悦 「四十年の回想」
...「おたずねを賜わって...
吉川英治 「上杉謙信」
...決して案じて賜もるな」「それはとにかく...
吉川英治 「剣難女難」
...かならず国を失わぬように励まして賜(た)もれ...
吉川英治 「三国志」
...願わくば琉球(りゅうきゅう)を賜りたいもので」秀吉はふと眼をまろくして...
吉川英治 「新書太閤記」
...過分なおもてなしを賜わりましたが...
吉川英治 「新書太閤記」
...一政に返し賜われば...
吉川英治 「新書太閤記」
...さしあげて賜(たま)われ――と...
吉川英治 「新書太閤記」
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