...その祈願(きがん)が叶(かな)えば神界(しんかい)から雨(あめ)を賜(たま)わることのようでございます...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...搏飯あらば賜れ」という...
井上円了 「おばけの正体」
...フランスの先王から Donne par le Roimonsieur Beethoven「王よりベートーヴェン氏に賜う」という銘の付いた牌(メダイユ)をたまわっている...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、フランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラー Franz Gerhard Wegeler、エレオノーレ・フォン・ブロイニング Eleonore von Breuning、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...神は愛するほどその子を苦しめ賜うがごとし...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...賜(たまわる)二百石(こく)...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...その犬を賜ひ入れて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...藩主より賞賜(しょうし)あれば部内の堤防に用い...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...之は疑いもなくマルクス主義的社会科学と唯物論哲学との賜物である...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...むしろ天(てん)の賜物(たまもの)という意に取れる...
新渡戸稲造 「自警録」
...惠みの賜物であるを意味する...
波多野精一 「時と永遠」
...かつ往々霊験あるを以て采地を賜う...
南方熊楠 「十二支考」
...それは嫡子榛軒が父に賜はつた服を著ることを許された事である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...河合八十次郎(やそじらう)は各(おの/\)銀五十枚を賜(たま)はつた...
森鴎外 「大塩平八郎」
...これも亦水戸家の賜ふ所であつたと云ふ...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...一切私なき友情の賜物(たまもの)でないものはなく...
柳宗悦 「四十年の回想」
...錦の御衣と玉帯とを賜わり...
吉川英治 「三国志」
...「獄人(ごくじん)に剣を賜(たも)う」と...
吉川英治 「三国志」
...「療養のお暇を賜わるまえに...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??