...乱臣賊子を罵殺(ばさつ)しにかかった...
芥川龍之介 「或日の大石内蔵助」
...乱臣賊子を罵殺せんとす...
芥川龍之介 「骨董羹」
...世間からは定めて亂臣賊子の辯護をするとて種々の迫害も來ることでせう...
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」
...*二 亂臣賊子の辯護をするのは不埓だといふ意味の脅迫的な手紙が二三の辯護士の許に屆いたのは事實である...
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」
...亂臣賊子の辯護をするといふ意味の脅迫状を受取つた辯護士達は...
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」
...法律の眼から何と見ても、天の眼からは彼らは乱臣でもない、賊子でもない、志士である...
徳冨蘆花 「謀叛論(草稿)」
...幸徳らも誤って乱臣賊子となった...
徳冨蘆花 「謀叛論(草稿)」
...嚮に閣下の屬僚等が不忠不臣の賊子とまで痛罵したる伊藤侯に對して...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...伊藤侯が内閣を憲政党に引渡したるの挙を目して乱臣賊子の所為なりと極論したることあり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...嚮に閣下の属僚等が不忠不臣の賊子とまで痛罵したる伊藤侯に対して...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...後世は彼らを乱臣賊子(らんしんぞくし)と呼ぶであろう...
新渡戸稲造 「自警録」
...天下の輿論に亂賊視せらるゝ者は亂臣賊子と爲り...
福沢諭吉 「帝室論」
...亂臣賊子である...
森林太郎 「ロビンソン・クルソオ」
...叛逆の賊子といわれねばならぬ...
吉川英治 「三国志」
...「世に害をなすあの賊子を討てッ」と...
吉川英治 「三国志」
...漢皇剣をひっさげて寰宇(かんう)を清め一たび強秦(きょうしん)を定む四百載(さい)桓霊(かんれい)いまだ久しからず火徳衰(おとろ)う乱臣賊子鼎(ていだい)を調え群盗四方にあつまる蟻の如し万里の奸雄みな鷹揚(おうよう)吾ら大嘯(たいしょう)...
吉川英治 「三国志」
...まさに乱臣賊子の一人...
吉川英治 「私本太平記」
...まったくの乱臣賊子の出来心に過ぎまい...
吉川英治 「新書太閤記」
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