...あの兇賊黄金仮面を逮捕しようなんて...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...賊がつかまるんだ...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...賊は確に彼の約束を実行した...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...女賊のもえるような闘志がかくされていたことを...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...ショーウィンドーやぶりの賊があって...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...一同は賊のすみかの百メートルほどてまえで自動車をおり...
江戸川乱歩 「大金塊」
...匪賊(ひぞく)が処在に蜂起してこれを征討する列強はために奔命に労(つか)るる...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...是に、日の光虹のごと其陰上(ホト)を指したるを、亦た或賊の夫、其状を怪しと思い、常に其女の行を伺いけり...
高木敏雄 「比較神話学」
...およびジャン・ヴァルジャンは南部の盗賊団の一人であったことが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そこで盗賊の首領となった...
中里介山 「大菩薩峠」
...剽窃(ひょうせつ)が盗賊の親類であることも知らない...
中里介山 「大菩薩峠」
...ロックリンの海賊どもがヘブリッド島の鴉に餌じきを与えた時から三年目の...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「剣のうた」
...後トアス賊に掩撃された時...
南方熊楠 「十二支考」
...其角の導かれたのはその内の『山賊』の催しであったらしい...
山本周五郎 「其角と山賊と殿様」
...木賊谷(とくさだに)の方角へ風のごとく駆け過ぎてゆきました...
吉川英治 「江戸三国志」
...――先おとといの晩、夜叉権(やしゃごん)を襲ったのは、義賊の雲霧だと、町では、彼が想像以上な噂なのだ...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...一笑して「――僭称(せんしょう)の賊...
吉川英治 「三国志」
...絶体絶命、身うごきのつかない谷間の空の朽木橋に置かれた権之助が、怒髪天を衝(つ)いて、死地から叫ぶすがたを、山伏は一方の崖から冷ややかに眺めて、「賊とは何」と、するどく咎(とが)めた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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