...道一面の木賊(とくさ)などを踏み行き...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...「海賊船は、わが戦隊のもっていない奇襲兵器でもって攻撃してきた...
海野十三 「海底大陸」
...電鈴はけたたましく匪賊襲来(しゅうらい)を鳴り告げる...
海野十三 「赤外線男」
...あの舟は賊の同類なのだ...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...賊は宮瀬氏に「今にどんなことが起こるか...
江戸川乱歩 「大金塊」
...そのラツァロネ(ナポリの乞食)を組合盗賊と言い...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...逆賊の名を残さず...
蜷川新 「天皇」
...世にも恐るべき兇賊です」「それを何んとかして逮捕しなければならない...
野村胡堂 「青い眼鏡」
...お栄は山賊の首領にしちゃ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...賊が蓉子を殺した後僕が賊を殺したかその最中に殺したか...
浜尾四郎 「黄昏の告白」
...そして私と握手を交して以来凡そ七星霜の貪寤の波に私達と共々に云はゞノルマンデイの海賊もどきに長蛇船(ろんぐさあぺんと)の舵を執りつゝ此処に到着した男であるが...
牧野信一 「三田に来て」
...アルライも二人の馬賊も...
宮原晃一郎 「ラマ塔の秘密」
...馬賊に備へる軍隊の営務処と云ひ...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...え? 何処へって仰っしゃいますか?木賊(とくさ)を越えて秩父の奥...
吉川英治 「江戸三国志」
...逃げおくれた賊の一人らしい曲者を狩り出し...
吉川英治 「大岡越前」
...黒衣(くろご)黒覆面の賊のひとりは...
吉川英治 「大岡越前」
...ほかの賊徒は」「赤螺三平も...
吉川英治 「大岡越前」
...反対に、一部の黄巾賊が、その血をすすり肉をくらって、不当な富貴(ふっき)と悪辣(あくらつ)な栄華(えいが)をほしいままにしているのだ...
吉川英治 「三国志」
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