...その怪賊ではないかという様な気がしたのだ...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...賊の行衛(ゆくえ)は全く分らなかった...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...賊の軽気球に追いついてしまったのです...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...海賊どもと一緒に富と自由とを得る方を択ぶだろうということには...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...ガルーダは長年海賊をしてゐて...
豊島与志雄 「スミトラ物語」
...盗賊であろうとも...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...是等も當時の順逆からいへば明かに賊名を受くべきもので...
内藤湖南 「維新史の資料に就て」
...船頭は海賊銀太といふ顏の通つた男...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...賊は立ちどころに即死してしまった...
浜尾四郎 「黄昏の告白」
...亂臣賊子である...
森林太郎 「ロビンソン・クルソオ」
...一盗賊に足痕(あしあと)を印(しる)された事さえ名誉ではありません...
吉川英治 「江戸三国志」
...五人組の賊へ、舟を貸したのは、木更津船の岩五郎という船親方でした」「どうして分った」「岩五郎の乾分(こぶん)が、ばくち場で、ちらと、妙なことを口走りましたから、帰りを誘って、蛤鍋屋(はまなべや)へつれこみ、かまをかけて、訊いたんです...
吉川英治 「大岡越前」
...青州の野についてみると、賊数万の軍は、すべて黄の旗と、八卦(はっけ)の文を証(しるし)とした幡(はん)をかざして、その勢い、天日をも侮(あなど)っていた...
吉川英治 「三国志」
...賊を渡すか、踏み込もうか...
吉川英治 「新・水滸伝」
...孟康(もうこう)といって薊州(けいしゅう)きっての三賊長が住んでいます...
吉川英治 「新・水滸伝」
...いまでは賊徒に加盟してしまったのか」「うむ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...山賊の話、人身御供の伝説などは、僻地の村民と武者修行との生活関係にも、一つの示唆をもっている...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...それが山賊になったとは――どうしても蕭照には信じられない気がした...
吉川英治 「人間山水図巻」
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