...その時分緑雨は『国会新聞』の客員という資格で...
内田魯庵 「斎藤緑雨」
...ハリーは二重の資格でその方面の戰ひには夢中になるのであつた...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「帽子箱の話」
...家族の一人である嫁の資格でありながらなおこの如くである...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...「どのやうな御資格で御渡宋なさるのでございませうか...
太宰治 「右大臣実朝」
...「首領(キャプテン)★」の資格で止れと命じた自分の仲間の商人に正体を見破られて詰(なじ)られると...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...即ちただ内容そのものの資格でない時に限って...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...強制調停の見込みが立たない時は個人の資格で乗り出すかも知れないそうである...
戸坂潤 「社会時評」
...フョードル・パーヴロヴィッチまでが教父の資格でわざわざ顔を出していた家の中へはいるなり...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...叔父という資格で...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...文章家として落第以上の無資格である...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...人格の同一性は主體が本來無造作に所有する性質又は資格ではなく...
波多野精一 「時と永遠」
...俺に取ツちや眞箇(まつたく)偶然(ぐうぜん)に得られた資格で...
三島霜川 「平民の娘」
...これはの半分位の資格であった...
宮城道雄 「昔の盲人と外国の盲人」
...学生というはっきりした資格でもなくて...
宮本百合子 「女の学校」
...またどういう資格で...
三好十郎 「清水幾太郎さんへの手紙」
...おきえさんが家のことをするようになってからは飯尾さんは何かにつけてその相談役という資格である...
矢田津世子 「父」
...ポルトガルの使節という資格であるから...
和辻哲郎 「鎖国」
...ついに部民(べみん)と同等の資格で戸籍につくに至ったのも少なくない(正倉院文書...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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