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饗庭篁村 「木曾道中記」
...自作の小説の一節が役人が賄賂(わいろ)をとる箇条のあったために...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...賄賂(まいない)の家は火に焚(や)けん」という...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...隱(かくし)にでも密(そつ)と賄賂(わいろ)を突込(つきこ)みは爲(せ)ぬか...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...賄賂その三...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...賄賂(わいろ)に到りては...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...賄賂は実に自由競争の名代(みょうだい)となる場合ありと知らずや...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...賄賂もしくは「株」あるいは「寸志」によりてその志を達するものは十...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...わたしは賄賂を取らなかったのだから...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...この賄賂は多きを要しないで一定していた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...やはり医者の薬でも飲んで肝癪(かんしゃく)の源(みなもと)に賄賂(わいろ)でも使って慰撫(いぶ)するよりほかに道はない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...賄賂(わいろ)のつもりか...
正宗白鳥 「避病院」
...偽言の輩僧に賄賂して呪(まじない)もてを制し己(おのれ)を(く)わざらしむと...
南方熊楠 「十二支考」
...裁判好きの輩判官に賄賂(わいろ)を重ねて両造ともにからけつとなるを「猴に裁判を乞うた」というのだそうな(スキート著『巫来方術篇』一八七頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...柳沢吉保に賄賂(わいろ)をつかい...
吉川英治 「大岡越前」
...賄賂も土民の汗あぶらから出さねばならぬに...
吉川英治 「三国志」
...城中のさる者に賄賂(まいない)を送り...
吉川英治 「新書太閤記」
...然ルニ賄賂(ワイロ)ニ毒セラレタル官コレヲ捕エテ却(カエ)ッテ淫婦奸夫ヲ殺サズ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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