...艦船用の燃料貯蔵槽(ちょぞうそう)を方々の海中に沈めたり...
海野十三 「暗号音盤事件」
...これらはただ財産を貯蓄する嚢が鳩にくらべると...
丘浅次郎 「動物の私有財産」
...諸会社が顧客に送る水を供給する前に短い時間しか貯水池に留めることが出来ないことになった...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...栗が熟するとわたしは冬にそなえて半ブッシェルだけ貯えた...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...ちゃんと郵便貯金の通帳を...
谷崎潤一郎 「細雪」
...かれは歩きながら貯金を腹の中で勘定したしりた...
田山花袋 「トコヨゴヨミ」
...中には五百円も六百円も貯金している人もあるけれど...
永井荷風 「雪解」
...たいそうお金を貯めたそうで...
野村胡堂 「眠り人形」
...貯財も少し出来て来たので...
萩原朔太郎 「小泉八雲の家庭生活」
...そんなものをどうして貯(たば)っておけますかい? 地所は狭いし...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...そして小さな貯水池が乾上らないようにすること...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...末永く生きながらえるための貯えまでも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...貯めたってどうしようもないじゃないか」「なにがたのしみで生きてるんだろう...
山本周五郎 「季節のない街」
...すみませんけど新高さんと妾の写真も、着物も、貯金の帳面も、印形も、世帯道具や何やかやも、みんな一纏(まと)めにして、貴女のアテ名で送り出して置きました...
夢野久作 「少女地獄」
...商売して金銭を貯めるなら誰でも溜める...
横光利一 「夜の靴」
...四五年も居(を)れば大抵二三千円の貯金を郷里に送る相(さう)である...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...いま貯蔵の矢数ぐらいは...
吉川英治 「三国志」
...――が新しい貯蓄と蓄積とに導くであろうということもまた述べた...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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