...去年井谷に責められて懲(こ)りているので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...自分の不幸をみずから責め...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...自分の態度を自ら責めた...
豊島与志雄 「反抗」
...その責めを分たねばならないのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...猛然として宗吉の罪を責め立てます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...時には彼を責めたりしました...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...今山村に責められるやうなことを云つてゐる上は...
牧野信一 「妄想患者」
...まっとうに文覚那智山の荒行のごとく自分自身を責め...
正岡容 「わが寄席青春録」
...いくらか責めるやうに私を御覽になつたあなたの目を私はふと思ひ出します...
水野仙子 「道」
...虎行きて狐を責め狐恐れて逃ぐるほどに井に落ちたとありて...
南方熊楠 「十二支考」
...過失はそれをいたるところに責め...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...唯わたしばかりを責めてはいけない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...志保は自分を責め...
山本周五郎 「菊屋敷」
...すなわち攸之・・允らの智を責め...
吉川英治 「三国志」
...そう責めもしまい...
吉川英治 「新書太閤記」
...これでは罪を責めて折檻(せっかん)のしようもない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...なんとか責めを果たしたが...
吉川英治 「随筆 新平家」
...同門の友達に名誉の祝いをせいと責められて...
吉川英治 「松のや露八」
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