...人聖書を以て余を責むる時これが防禦に足るの武器は聖書なり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...(此の点につきては漫(みだり)に作家のみ責むべき理由なしとするも)意や可(よ)し...
綱島梁川 「国民性と文学」
...我の心も之を責む...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...トロイア軍の光榮を加へんとする故をもて衆神ひとしく之を責む...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...ともすれば彼は罪なきものを責む』651 最愛の友の此句はアキリュウスの威望を卜すべし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...将た板垣伯が乖謬無名の辞表を天に捧げて宸襟を煩はし奉りたる際にも此の一侯一子が閣僚として曾て板垣伯に善を責むるの道を尽さず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...彼は彼らを責むべきものは持っていなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...あるいはいたずらに人を責むるように聞こゆるであろうが...
新渡戸稲造 「自警録」
......
長谷川時雨 「九条武子」
...婦人を責むること甚だしく...
福沢諭吉 「女大学評論」
...法律違反にもならないし責むべきものではありません...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...御承知の如く生は歌よみよりは局外者とか素人とかいはるゝ身に有之從つて詳しき歌の學問は致さず格が何だか文法が何だか少しも承知致さず候へども大體の趣味如何に於ては自ら信ずる所あり此點に就きて却(かへつ)て專門の歌よみが不注意を責むる者に御座候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...この点につきてかへつて専門の歌よみが不注意を責むる者に御座候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...外に責むる者は内に省(かえりみ)ざるべからず...
正岡子規 「従軍紀事」
...狐大いにせき込んで何とか返事をなぜしないと責むると...
南方熊楠 「十二支考」
...或傍觀者も亦これと共に我討論法の過失を責む...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...その粗野や無作法を責むるよりも...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...「悪は責むべきものではないのか...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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