...あたかもビルダデを責むるが如くではないか...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...我の心も之を責む...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...トロイア軍の光榮を加へんとする故をもて衆神ひとしく之を責む...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...あはれ薄倖! 英雄の母たる我の運命や!絶えて責むべきあと見ざる英武のわが子産み出でて...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...また責むべからざるなり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...「勅を下して幕府を責むべし」...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...子遠の死を以て吾を責むるも...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...真にその通りに自覚して己(おの)れを責むるの言葉としか思われないことが...
中里介山 「大菩薩峠」
...それよかなしきわが心いはれもなくて拳(こぶし)する誰をか責むることかある?せつなきことのかぎりなり...
中原中也 「山羊の歌」
...いくらか罪を責むるという趣があるが...
西田幾多郎 「愚禿親鸞」
...虎を養つた人間を責むべきである...
蜷川新 「天皇」
...婦人を責むること甚だしく...
福沢諭吉 「女大学評論」
...ひとり我が圓朝のみを責むるははなはだ当っていないかもしれない...
正岡容 「我が圓朝研究」
...この点につきてかへつて専門の歌よみが不注意を責むる者に御座候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...国家に対しての共公心を責むるどころか我が家族に対してすら共公心がない...
村井弦斎 「食道楽」
...われに我が意の違へるを責む...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...少なくとも内に省みて自ら責むべきものあるを感ずる...
柳田國男 「地名の研究」
...「悪は責むべきものではないのか...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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