...もしなお余の熱心の足らざるを以て余を責むるものあらば...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...激語を重ねて彼らを責むるのやむなきに至ったのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...あたかもビルダデを責むるが如くではないか...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...(此の点につきては漫(みだり)に作家のみ責むべき理由なしとするも)意や可(よ)し...
綱島梁川 「国民性と文学」
...かくて乾けるアルゴスに責むべき我は歸らんか...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...これに責むるに面壁九年の達磨(だるま)をもってする...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...子遠の死を以て吾を責むるも...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...それよかなしきわが心いはれもなくて拳(こぶし)する誰をか責むることかある?せつなきことのかぎりなり...
中原中也 「山羊の歌」
...曷んぞ獨り科擧の制を行へる支那をのみ責むべけんや...
原勝郎 「貢院の春」
...被害者たる婦人が正々堂々の議論以て其罪を責むるは...
福沢諭吉 「女大学評論」
...御承知の如く生は歌よみよりは局外者とか素人とかいはるゝ身に有之從つて詳しき歌の學問は致さず格が何だか文法が何だか少しも承知致さず候へども大體の趣味如何に於ては自ら信ずる所あり此點に就きて却(かへつ)て專門の歌よみが不注意を責むる者に御座候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...怒って妻を責むれば...
南方熊楠 「十二支考」
...却(かへ)りて小説家の筆の美ならざるを責むるを笑へり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...其の輕しとする所は報を責むるに在るを以てにあらずや...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...少なくとも内に省みて自ら責むべきものあるを感ずる...
柳田國男 「地名の研究」
...義悪しき者に抵抗(さから)うな汝らの仇を愛し汝らを責むる者のために祈れ...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...悪は責むべきものではないのか...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...「悪は責むべきものではないのか...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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