例文・使い方一覧でみる「貫文」の意味
スポンサーリンク...第三級の民は一貫文の錢を持つて居れば三級の民である... 
竹越與三郎 「日本の眞の姿」
...御年貢三貫文も上納して...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...そうして百匁が六貫文であるから...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...その引換えの率は藩々の市価に依るものとせられたが、松山藩の紙幣は、六貫文の百匁が、五貫文の割合であったから、所持している市民も余りに、損をさせなかった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...さしに刺した銭を幾貫文となく...
中里介山 「大菩薩峠」
...親孝行の廉（かど）で町奉行所から青緡（あおざし）何貫文かの褒美を貰ったことは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...鳥目（てうもく）一貫文（くわんもん）送給候畢（おくりたまひさふらひぬ）...
長谷川時雨 「尼たちへの消息」
...往々にして二貫文以上に達したとあるから...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...御牧のみの未進が十二貫文の多きに至っているから...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...酒代といふことにして無理押付に三貫文遣つたところ...
三田村鳶魚 「物貰ひの話」
...厨子王をすぐに七貫文に買った...
森鴎外 「山椒大夫」
...それぞれ一貫文の褒美（ほうび）を貰った...
山本周五郎 「さぶ」
...あとの一貫文は七十余人に与えるとしよう」そして奉行は立って奥へ去った...
山本周五郎 「さぶ」
...銭二貫文を借りるのに...
吉川英治 「美しい日本の歴史」
...四千貫文を朝廷へ御献上遊ばし...
吉川英治 「新書太閤記」
...御料四千貫文を献じ...
吉川英治 「新書太閤記」
...銭（ぜに）六十三万五千四十貫文（かんもん）米六万三千五百余石を要したと書いている...
吉川英治 「新書太閤記」
...一貫文だけ銭を引ッ込めなよ」「なるほど...
吉川英治 「新・水滸伝」
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