...議会の開けるまで惰眠を貪るべく余儀なくされた末広鉄腸...
内田魯庵 「二十五年間の文人の社会的地位の進歩」
...――僕はこの青天霹靂に等しい報道記事を貪るように読み下した...
海野十三 「深夜の市長」
...友人から送ってくれた霊に関する本を貪るように読みました...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「消えた霊媒女」
...己が栄耀を貪るのみならず...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...かつて貪るようにして掻き集めた主義の知識をほとんどまったく投げ棄てて...
大杉栄 「獄中記」
...「医者は謝礼なぞ貪るべきものではない...
薄田泣菫 「茶話」
...何よりも貪る心があさましい...
種田山頭火 「旅日記」
...そのまま立ち去らせるのが――彼女の敏感な精神をかくも貪る亡霊のもとから――あの決定的な瞬間に彼女にしてあげられる最上のことだったと思う...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「長い部屋」
...それを大急ぎで貪るように...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「頸の上のアンナ」
...其讀書の嗜好ありて多讀を貪るの人たるは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...乳くさい匂いを貪るようにかぎました...
豊島与志雄 「肉体」
...やがて體をかがめるとその美しい顏をぐいと引き寄せて貪るやうに接吻した...
南部修太郎 「死の接吻」
...貪るように室内を見廻しました...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...貪るように見てたなあ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...彼の目はほとんど貪るようにヴァンドーム広場の記念柱と廃兵院の丸天井の間に吸い寄せられた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...がつがつと貪れば貪るほどいよいよ貪婪(どんらん)になるのである...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...原書を名にして金を貪る又(また)或(あ)る時...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...權勢を貪る人は權勢を得んと欲して一命を失ひ...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
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