「財嚢」の意味
財産や金銭を入れる袋
「財嚢」の例文(場面別)
- 日常会話彼はいつも財嚢をしっかりと管理している。
- ビジネスプロジェクトの予算を財嚢に例えて説明した。
- ニュース政府の新たな経済政策が国民の財嚢にどのような影響を与えるかが注目されている。
- 文学彼の財嚢は空っぽだったが、心は豊かだった。
小説での「財嚢」の使い方
...さうして彼の財嚢の許す限りに於いて...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...主人は小き財嚢(かねいれ)をドメニカが手に渡し...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...燒焦(やけこげ)をこしらへた財嚢(ざいなう)...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...その頃は伊藤もまだ盛んであったから椿岳の財嚢もまたかなり豊からしかった...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...ブルジョアジーの慈善心と財嚢とに哀訴せざるを得ない...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...単に国民の財嚢(ざいのう)重きの謂(いい)ではない...
大隈重信 「国民教育の複本位」
...財嚢(さいふ)の錢(ぜに)を數(かぞ)へ見(み)て...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...財嚢(さいふ)の銭(ぜに)を数(かぞ)え見(み)て...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...財嚢(ざいのう)のつねに虚(きょ)なるは心を温めしむる現象にあらず...
田山花袋 「田舎教師」
...財嚢(ざいのう)はつねにつねに冷やかであった...
田山花袋 「田舎教師」
...鋼鉄で細工をした重い財嚢やで出来ていた...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...財嚢問題のみ彼れ星氏の如きは即ち此問題の解釋者として一種の伎倆を有する英雄なり彼れなくむば自由黨は殆ど亡びむ彼れは自由黨の純代表者にして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...いつも財嚢(ざいのう)と財嚢との捜し合いである...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...今日はこれからなけなしの財嚢(ざいのう)を傾けて...
中里介山 「大菩薩峠」
...作物を買ってやる財嚢(ざいのう)の不振である...
夏目漱石 「文芸委員は何をするか」
...一家の会計を司(つかさ)どっていない彼の財嚢(ざいのう)は無論軽かった...
夏目漱石 「道草」
...財嚢のはなはだ乏しいジョヴァンニは...
ホーソーン Nathaniel Hawthorne 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...今度は阿父さんの財嚢(かみいれ)から沢山(たくさん)なお金(かね)...
與謝野寛 「蓬生」
便利!手書き漢字入力検索
