...平安朝になって貞観十八年円如法師が広峰山から牛頭天王を招待して...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...貞観六年十月には...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...貞観は天変地異の多い年であった...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...明治から貞観まで約千年の間にこの程度の颱風がおよそ何回くらい日本の中央部近くを襲ったかと思って考えてみると...
寺田寅彦 「颱風雑俎」
...日本にも貞観(じょうかん)年間に京で箸を売って居た老人が...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...唐の太宗が貞観六年親(みずか)ら罪人を訊問し...
穂積陳重 「法窓夜話」
...貞観(じょうがん)十一年(西暦八六九)五月二十六日...
武者金吉 「地震なまず」
...播磨の鯰は貞観十年と元治元年で...
武者金吉 「地震なまず」
...跋文に「斯依滋兵川人貞観十三年奉勅撰進爾甲撰進之」とあり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「貞観末暦」と云つてあるから...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...=光孝帝ノ世代、貞観殿ノ南ニ、少女ノ死髪ヲ見出デ、諸司(シヨシ)釈典(シヤクテン)ヲシテ、三十日ノ祓(ハラヘ)ヲス...
吉川英治 「平の将門」
...弘法(こうぼう)滅後の風俗変遷を経た後の貞観時代にどれほど天平の面影を残していたかはわからない...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...貞観の初めは恵心院源信(えしんいんげんしん)の晩年であって...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...われわれは貞観の『供養記』からしては天平の伎楽面にふさわしい伎楽を見いだし得ないのである...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...貞観供養の林邑楽を見てもわかる...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...この像が貞観時代の作であることには疑いの余地はないと思うが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...だからこの十一面観音が貞観時代の作であって光明后をモデルとしたものではないという説の方がわたくしには望ましいのである...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...ほかに貞観時代・藤原時代のものも多い...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
便利!手書き漢字入力検索