...清和天皇紀貞観九年の条に曰く...
高木敏雄 「比較神話学」
...貞観六年七月には富士山の噴火に伴うて大地震があって...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...貞観六年十月には...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...古い一例を挙げれば清和天皇の御代貞観(じょうがん)十六年八月二十四日に京師(けいし)を襲った大風雨では「樹木有名皆吹倒(じゅもくなあるはみなふきたおれ)...
寺田寅彦 「颱風雑俎」
...明治から貞観まで約千年の間にこの程度の颱風がおよそ何回くらい日本の中央部近くを襲ったかと思って考えてみると...
寺田寅彦 「颱風雑俎」
...貞観よりも古い天武天皇時代から宝暦四年までに十余例が挙げられている...
寺田寅彦 「颱風雑俎」
...唐(とう)の太宗(たいそう)の貞観(じょうがん)三年に長安(ちょうあん)の都を辞して...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...『貞観式』はまた『弘仁式(こうにんしき)』に基づいて出来たものであります...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...播磨の鯰は貞観十年と元治元年で...
武者金吉 「地震なまず」
...藤原惺窩(ふじわらせいか)を呼んで『貞観政要(じょうがんせいよう)』の講義をきいた...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
...家康に『貞観政要』を講義した藤原惺窩は...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
...天平時代にも貞観時代にも珍しい...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...弘法(こうぼう)滅後の風俗変遷を経た後の貞観時代にどれほど天平の面影を残していたかはわからない...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...貞観の「供養記」がその幾分を伝えている...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...貞観の初めは恵心院源信(えしんいんげんしん)の晩年であって...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...貞観供養より先だつ二三十年...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...わたくしは右のような印象のためにこの像を貞観時代の作とする近来の説に同ずるものであるが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...また貞観の刀法がところどころに現われているにしても...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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