...しかしながら貞徳(ていとく)以来其人々の風体ありて...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...(34)貞徳は先輩二人の創設した俳諧を継承してさらにこれを多くの弟子に伝えたという点に功労があるのであります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...貞徳などの創設し継承した俳諧連歌にさらに一変化を与えて新たに談林風の俳諧を創設しました...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...柱に対してかんなを連想してくるところなどは貞徳時代の遺風をみますが...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...或る日貞徳が公を訪れた時...
中谷宇吉郎 「露伴先生と神仙道」
...若い貞徳は、公の清らかに老い枯れた姿と、わび切った釣瓶と、実生の松の緑のかすけさとに心を動かされた...
中谷宇吉郎 「露伴先生と神仙道」
...俳句に貞徳(ていとく)風あり...
正岡子規 「俳諧大要」
...これは貞徳が已に京にいた位であるし...
正岡子規 「俳句上の京と江戸」
...貞徳時代に京が全勝を占めたと反対に...
正岡子規 「俳句上の京と江戸」
...貞徳の俳諧は寛永年間に起れり...
正岡子規 「古池の句の弁」
...貞徳は鑑武を祖述せんとしてその糟粕(そうはく)を嘗(な)めたる者といふべし...
正岡子規 「古池の句の弁」
......
正岡子規 「古池の句の弁」
...是(ここ)において貞徳時代の幼穉(ようち)なる俳諧は全くその跡を絶ちぬ...
正岡子規 「古池の句の弁」
...貞徳起りし後凡三十年にして談林起る...
正岡子規 「古池の句の弁」
...明暦二年板貞室(ていしつ)の『玉海(ぎょっかい)集』に「ヨメをとりたる宿の賑(にぎわ)ひ」「小鼠をくはへた小猫ほめ立てゝ 貞徳」...
南方熊楠 「十二支考」
...貞徳の孫弟子くらゐに当るらしい...
三好達治 「ケシの花」
...松永貞徳(まつながていとく)なども...
吉川英治 「茶漬三略」
...松永貞徳(まつながていとく)とともに...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
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