...山豆花の花言葉は「豪気」だそうです...
...豪気な才物だが、また一面には情にもろい、涙のある優しい人だった...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「情鬼」
...「然し馬鹿に豪気(ごうき)な人も居るもんだな...
豊島与志雄 「掠奪せられたる男」
...「あのテナルディエ夫婦は豪気だ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それでも豪気の少将は屈しなかった...
中里介山 「大菩薩峠」
...豪気濶達の伊達政宗が...
中里介山 「大菩薩峠」
...誰が一体こんな事をしやがった」豪気な又左衛門に励まされるともなく...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...豪気な若い衆ぢやねえか? あんなのあ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...一時の豪気(ごうき)は以て懦夫(だふ)の胆(たん)を驚(おどろ)かすに足り...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...一と月程は豪気に鼻息が荒かった...
牧逸馬 「助五郎余罪」
...神通力や妖術や豪気はおろか悲しみさへ忘れ得た心底からの山猿に変つてしまつたのである...
牧野信一 「闘戦勝仏」
...お祝いをやろうと思っていたんだ」「お祝いとは豪気だな」柏はミシミシと壊れかかった藤椅子へ腰を下すと...
松本泰 「日蔭の街」
...豪気(ごうぎ)でしょう」父親はおとなしい一方の娘が...
森鴎外 「雁」
...皮切りをやるのはドッチミチ日本の女だってえから豪気(ごうぎ)なもんだよ...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
...それでも自動車が後から後から押しかけて来て、立派な紳士が入れ代り立ち代り、名刺を置いては帰って行くの」「フ――ン、豪気なもんだナ...
夢野久作 「一足お先に」
...人となり、内に豪気を負ひ、志操堅実にして清廉、外は温厚優雅の風姿あり...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
...二豪気な黄忠も、いまはどうすることもできない...
吉川英治 「三国志」
...そうした豪気による放埒の御片鱗が...
吉川英治 「私本太平記」
...呑海(どんかい)の豪気に秀(ひい)で...
吉川英治 「新書太閤記」
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