...六一 象山、宇宙内事、皆己分内事、此謂二男子擔當之志如一レ此...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...佐久間象山の家において...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...象山常に春秋の義を引き...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...象山始めて獄に下り...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...象山曰く、「語を寄す、吾が門同志の士、栄辱に因(よ)りて初心に負(そむ)く勿(なか)れ」と、松陰答えて曰く、「已(すで)に死生を把(と)りて余事に附す、寧(いずく)んぞ栄辱に因りて初心に負かんや」と...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...ただ象山あるのみ...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...佐久間象山の如きも...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...象山はまた豪傑の士に逢うと...
中里介山 「大菩薩峠」
...「忠勇」と大書した佐久間象山の大額が...
正岡容 「寄席」
...信州に春臺鴻山、象山あるも、なほ、山陽時代の京都の文雅に對比して、甚だ語るに足らない...
吉川英治 「折々の記」
...田能村竹田などは、四十幾歳かの畫に、もう、叟だの翁だのと自署してゐるし、佐久間象山も、三十にして立つ、といふあの古語を、本氣で座右の銘にしてゐたやうだ...
吉川英治 「折々の記」
...沓野(くつの)村のお帰りに立ち寄られた象山先生――あの松代(まつしろ)の佐久間修理(しゅり)殿じゃ...
吉川英治 「銀河まつり」
...これも藩の佐久間象山が移植させたのだという林檎畑(りんごばたけ)がある...
吉川英治 「銀河まつり」
...木挽(こびき)町五丁目の佐久間象山の江戸屋敷である...
吉川英治 「山浦清麿」
...『十数年前、信州の小島村で、お目にかかった山浦清麿でございます』彼の挨拶を聞くまでもなく、重輔から話を聞いていたので、象山は、『よく来たのう』と、当時を追懐(ついかい)して、今の刀匠清麿を懐(なつか)しげに見た...
吉川英治 「山浦清麿」
...その信念を以って鍛て』西洋学者といわれた象山の口からそう云われたのである...
吉川英治 「山浦清麿」
...象山はあれから後...
吉川英治 「山浦清麿」
...すると、象山は、『実は……』と、彼に松陰の旅行の大事を打明けて、『わしも、松陰が立った後から、彼の大望を激励(げきれい)する意味で、一詩を書いたが、もう間にあわぬものと、ここに巻いて淋しく思うていた所だ...
吉川英治 「山浦清麿」
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