...〔譯〕象山(しようざん)の...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...もう二三年がところ留守にしてもいいずら』『げえもねえことを……象山先生より偉くなったらどうする気だ』俺の方では佐久間象山より偉い人間は出てこようがないとしてあるんだ...
有島武郎 「星座」
...」煽(おだ)て好きで、理窟屋の象山は、鉄砲打の術も理窟の上ではなかなか精(くは)しかつた...
薄田泣菫 「茶話」
...象山は慌てて一発切つて放した...
薄田泣菫 「茶話」
...象山は直ぐと懐中(ふところ)へ手を突つ込んで...
薄田泣菫 「茶話」
...勝海舟翁、佐久間象山と旧交あり、象山は松陰の師、而(しこう)して余また海舟翁の門下に教を受く、故に翁の題言を請うて、これを篇首に掲ぐ、また因縁なくんばあらず...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...「象山という奴は...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...象山軍議官を以て軍に従う...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...彼は実に象山よりして天下の士たる抱負を伝授したるなり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...ただ象山あるのみ...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...書を象山に与えて...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...象山が嘆息したのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...なにくわぬ面(かお)で象山の家へ行って...
中里介山 「大菩薩峠」
...松代の佐久間象山(しょうざん)だの...
吉川英治 「銀河まつり」
...象山は、聞くと、『ほう、江戸へか...
吉川英治 「山浦清麿」
...象山から餞別(せんべつ)にもらった扇子を出して見ては...
吉川英治 「山浦清麿」
...象山の座右に置かれていた...
吉川英治 「山浦清麿」
...すると、象山は、『実は……』と、彼に松陰の旅行の大事を打明けて、『わしも、松陰が立った後から、彼の大望を激励(げきれい)する意味で、一詩を書いたが、もう間にあわぬものと、ここに巻いて淋しく思うていた所だ...
吉川英治 「山浦清麿」
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