...(「コンフエツチイ」の丸は石灰を豌豆(ゑんどう)の大さに煉りたるなり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...青豌豆(グリンピース)つきのオムレツ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...豌豆(ゑんだう)の花の少し大きい様な花であつた...
石川啄木 「札幌」
...安宿の膳の上にも豌豆が載せてある...
種田山頭火 「旅日記」
...莢豌豆(さやえんどう)の畑がまわりを取り巻いていて...
田山花袋 「田舎教師」
...みすぼらしい豌豆(えんどう)や蚕豆(そらまめ)の畑...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...一握りばかりの豌豆(えんどう)がこぼれている...
寺田寅彦 「鑢屑」
...下宿の女主人が七時半の豌豆(えんどう)の事を何だかぶつくさぶつくさ言っていたな...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「三枚の学生」
...白スープと豌豆(えんどう)の素麺(そうめん)...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...なお豌豆をつかみ取った...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...蘇生したけれど彼は満面に豌豆大の痘痕を止めた...
長塚節 「太十と其犬」
......
長塚節 「長塚節歌集 中」
...その豌豆豆が残るとその残った豌豆豆を先生の机の抽斗(ひきだし)の中に入れて置く...
夏目漱石 「模倣と独立」
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野口雨情 「十五夜お月さん」
...他ならぬその紳士が豌豆色の上つ張りを著こんでやつて来たのぢや――この仁のことは...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...君達はあの『豪奢な地主と豌豆の話』と云ふのを御存じですか?」我々は「存じません」と答へた...
堀口九萬一 「フランソア・コッペ訪問記」
...Bは豌豆大の小さな黄色の球をつけてゐる...
牧野信一 「風媒結婚」
...僕の家では球葱(たまねぎ)スープだの豌豆(えんどう)スープだのと野菜ばかりのスープも出来るよ」と相変らずの料理自慢...
村井弦斎 「食道楽」
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