...「董狐豈独人倫鑒(とうこあにひとりじんりんのかんならんや)」と云へる...
芥川龍之介 「骨董羹」
...天日豈長安よりも遠からむや...
芥川龍之介 「文部省の仮名遣改定案について」
...豈是れ不忠の臣に非ずや...
田中正造 「非常歎願書」
...それ豈(あ)に得べけんや...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...豈(あ)に独り露人のみならん...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...豈(あ)に勇士の事ならんや...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...斯くの如きは豈國民の能く忍ぶ所ならむや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...其第五は彼れが主義定見を守るの固きを説明せり然らば彼れの人物亦豈觀察し得可からざらむや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...「予れ豈辯を好まんや」と言つてゐる...
内藤湖南 「章學誠の史學」
...王侯将相豈種(おうこうしょうしょうあにしゅ)あらんやというは...
中里介山 「大菩薩峠」
...豈(あ)に図らんや...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...「国歌の人を鼓舞して忠誠を貫かしめ人を劇奨(げきしょう)して孝貞(こうてい)を竭(つ)くさしめ」云々「豈(あに)翅(ただ)に花を賞し月を愛(め)で春霞に思(おもい)を遣(や)り風鳥に心を傾くる」云々の数行...
正岡子規 「人々に答ふ」
...われ豈逍遙子が如きシエクスピイヤに邃(おくぶか)き人に向ひてことあたらしく教ふべきことあらむや...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...豈(あ)に管仲(くわんちう)の謂(いひ)乎(か)...
司馬遷 箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...豈以下爲周道衰微...
司馬遷 箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...豈管仲之謂乎...
司馬遷 箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...これが豈計(あにはか)らんやの思いきやでした...
夢野久作 「キチガイ地獄」
...豈計(あにはか)らんやのビックリ箱と来たもんだからね...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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