...山間の谿谷の最も景色のよい所を登って...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...また別の谿谷では...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...曾根と谿谷が續く二谷の間を...
泉鏡花 「遺稿」
...ロキイ山中の谿谷鐵道の寫眞の樣だ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...大谿谷はいくたびも違った顔をしてみせた...
海野十三 「火星探険」
...子爵は恐ろしい雪崩と共に深い谿谷へ落ちて生涯を閉じたのである...
海野十三 「千早館の迷路」
...「博士だ※博士だ※」数万丈の谿谷に博士と再会近付くのを見ると...
江見水蔭 「月世界跋渉記」
...谿谷(けいこく)は赤くいろどられ樹木は震え...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...せまい谿谷の入口をまるで金色のリボンで結んだようにふさいでいた...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...「左様――谿谷(けいこく)の水と...
中里介山 「大菩薩峠」
...二月の天龍谿谷の...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...実は大陸の表面にある山嶺や谿谷を埋めつくした大氷床なので...
久生十蘭 「南極記」
...その谿谷の丁度向う側にある...
堀辰雄 「卜居」
...考えることも深かった上に突兀(とっこつ)した谿谷(けいこく)は相当な登りにかかっていた...
本庄陸男 「石狩川」
...谿谷(たに)の崖の上などへ出たりするので...
柳川春葉 「怪物屋敷」
...だが地図で見るなら如何に衣川村の谿谷(けいこく)の...
柳宗悦 「陸中雑記」
...これもまた或一夏の休みを送つたサボアの谿谷にての忘られぬ思ひ出である...
吉江喬松 「山岳美觀」
...だんだん身軽になって百月川(どうづきがわ)の谿谷(けいこく)で...
吉川英治 「新書太閤記」
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