...自己又は個性の讚美演説とはなつても...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...さうして私の心は頻りに此無意識の讚美が一紙を隔てゝ運命と他力との信仰に隣することを思ひ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...牛が草を味ふが如くこれ等の賞讚を反芻して...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...それでも机の上には常に讚美歌の本が載つて居て...
石川啄木 「病院の窓」
...手柄(てがら)だといつて讚(ほ)めてくれた...
泉鏡太郎 「十六夜」
...そこでその御世を讚(たた)えて初めての國をお治めになつたミマキの天皇と申し上げます...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...たかき讚美と服從(したがひ)は...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...しみじみした調子で天の配劑を讚えた...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...その内容は甲部 六藝及小學等書乙部 古諸子家・近世子家・兵書・兵家・術數丙部 史記・舊事・皇覽簿・雜事丁部 詩賦・圖讚・汲冢書といふ分け方である...
内藤湖南 「支那目録學」
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中原中也 「地極の天使」
...文学者や地理学者たちの讚美の的であった...
中谷宇吉郎 「アラスカの氷河」
...自分はその踊り子を讚美してこそ居れ...
堀辰雄 「水族館」
...偶然? でC氏に讚められたので「……それに...
牧野信一 「「或る日の運動」の続き」
...絶大なる讚辞を呈し...
牧野信一 「卓上演説」
...二人の美しい娘達は既に彼等の讚美の声を意識してゐるらしく...
牧野信一 「渚」
...松井須磨子の豐滿な肉體の極めて肉感的な事を讚美した文筆の士があつた...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...私共は礼讚せずにはいられませんが...
宮本百合子 「愛は神秘な修道場」
...簾は人の称讚を得ないと云つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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