...これも讚稱(さんしよう)にあたひする...
泉鏡太郎 「十六夜」
...彼らの慧眼を讚めたたへるのである...
伊東静雄 「わがひとに与ふる哀歌」
...外国人が賞讚するほどの訳を...
萩原朔太郎 「詩の翻訳について」
...会堂であの人が頌歌席に立つて讚美歌を唱ひ出すといふと...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...よく唄はれるのは基督降誕の讚歌で...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...深い山の中をさすらつてゐる死者の魂を鎭めるためにその山そのものの美しさを讚へ...
堀辰雄 「黒髮山」
...お前は踊りの素養が大分あるらしい! などゝ混血児の女給に賞讚されると...
牧野信一 「熱い風」
...ラリイ・シモンの讚美者だつた!」また...
牧野信一 「エハガキの激賞文」
...働くといふことなんだが……」私は一同の者が何うしてそんなに激しく讚同の喚きを挙げるのか...
牧野信一 「酒盗人」
...どうも斯う讚めてばかりゐては間が悪いことだが...
牧野信一 「松竹座を見て(延若のこと)」
...」一刻前と正反対な心で私は仰山にもそれを手に取つて賞讚しました...
牧野信一 「砂浜」
...呪はれたる樽野は自分の――バツカスを讚ゆる歌に決め通してゐた醜態が見事に裏切られる愉快と恥を覚えた...
牧野信一 「円卓子での話」
...「消極的な人を讚美するのも變ぢやありませんか...
正宗白鳥 「昔の西片町の人」
...無條件に推讚し得る人が何處にあるか...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...江原与平及門人豊後甲原玄寿讚岐臼杵直卿従...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...酒井讚岐守(さぬきのかみ)忠勝...
森鴎外 「栗山大膳」
...盗む鼠の方を礼讚しはじめたので...
吉川英治 「治郎吉格子」
...ほめ讚へたものもあつたが...
若山牧水 「樹木とその葉」
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