...宗教がそれを讚美し...
伊藤左千夫 「奈々子」
...衆人徒に虚無を讚す...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...可愛く肥(ふと)つてゐた)の可愛らしさを讚めながら...
中島敦 「かめれおん日記」
...徳の賞讚とを以て結びついてた...
萩原朔太郎 「芥川龍之介の死」
...讚仰歌(カリャードカ)の中にはそのカリャーダといふ人物のことは一言半句も詠み込まれてはをらぬ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...絶大なる讚辞を呈し...
牧野信一 「卓上演説」
...彼女の料理の腕前を最大級の讚め言葉を放つて賞美すると...
牧野信一 「舞踏会余話」
...天外と風葉を讚美してゐた...
正宗白鳥 「編集者今昔」
...同時に最も完全な短篇として第一に推讚し度い...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...例之(たとへば)世間の誰も彼も口を揃へて讚美し...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...過去の讚美に熱狂したり...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...私共は礼讚せずにはいられませんが...
宮本百合子 「愛は神秘な修道場」
...某誌の軍国調を讚美していたからでもないであろう...
宮本百合子 「新しい潮」
...われわれはゴーリキー礼讚における狡猾な党派性の抹殺をあばかなければならぬ...
宮本百合子 「一連の非プロレタリア的作品」
......
宮本百合子 「片すみにかがむ死の影」
...過去に向って与えられる賞讚よりも常に高貴であるという言葉を...
宮本百合子 「健康な美術のために」
...自分に与えられる賞讚や批判の中からむだなく養分を吸って育ってゆく...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...直卿は初め臼杵(うすき)氏、後牧氏、讚岐の人で、茶山の集に見えてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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