...彼は讒誣を受けて、仕事を失った...
...言論の自由を保障するために讒誣罪がある...
...言われたことが全くの讒誣だと思います...
...彼は誤った情報を広めるなどして、讒誣キャンペーンを行っている...
...言葉の力は大きいので、讒誣にあたらないように注意しましょう...
...反対派はまたもこれを被害民の讒誣に逆用して「収穫があればこそ小作料も引上げたのだ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...おそらくまたなにか慮外の讒誣をもって強いるだろう...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...意地の悪い讒誣(ざんぶ)が広まって...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...ただうろ覚えの古い風説や讒誣を種にしゃべりだしただけの話である...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...道中筋の悪漢の代表でもあるかの如く讒誣(ざんぶ)する心得違いが無いではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...今口を極めて李陵を讒誣(ざんぶ)しているのは...
中島敦 「李陵」
...官界につきものの朋党比周(ほうとうひしゅう)の擠陥讒誣(せいかんざんぶ)による地位(あるいは生命)の不安定からも免れることができた...
中島敦 「李陵」
...生き残った人々の間に凡ゆる醜い中傷讒誣が投げ交された...
牧逸馬 「運命のSOS」
...死際(しにぎわ)に汝らは兄弟なり必ず讒誣(ざんぶ)に迷わされて不和を生ずるなと遺誡したが...
南方熊楠 「十二支考」
...未熟な青年輩(はい)が老成の大家に向って讒誣罵詈(ざんぶばり)の文字を並べたり...
村井弦斎 「食道楽」
...世の人の斯の如き讒誣(ざんふ)は最早行れざる可く...
アルツウル・シユニツツレル Arthur Schnitzler 森林太郎訳 「アンドレアス・タアマイエルが遺書」
...其讒誣(ざんぶ)を敢(あへ)てした利章と對決するより外に...
森鴎外 「栗山大膳」
...第五に三人の中で讒誣(ざんぶ)に逢ふものがあつたときは...
森鴎外 「栗山大膳」
...加藤家の事件は光正が父を讒誣(ざんぶ)したものとは知れたが...
森鴎外 「栗山大膳」
...又遂(つひ)に余を讒誣(ざんぶ)するに至りぬ...
森鴎外 「舞姫」
...またついに余を讒誣(ざんぶ)するに至りぬ...
森鴎外 「舞姫」
...又遂に余を讒誣(ざんぶ)するに至りぬ...
森鴎外 「舞姫」
...彼の才能を嫉(ねた)む人たちの讒誣(ざんぶ)であった...
山本周五郎 「初蕾」
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