「讒」の意味
他人を陥れるために悪口を言う
小説での「讒」の使い方
...ありとあらゆる讒罵(ざんば)の雨が...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...自分にとつては此等の讒誣者此等の誘拐者の行爲をば彼等の立場其儘に是認することはどんなにしても出來ることではない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...反対派はまたもこれを被害民の讒誣に逆用して「収穫があればこそ小作料も引上げたのだ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...冤謫(ゑんてき)懆愁(さうしう)のあまり讒言(ざんげん)の首唱(しゆしやう)たる時平大臣(しへいのおとゞ)を肚中(とちゆう)に深く恨み玉ひしもしるべからず...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...人(ひと)の讒言(ざんげん)...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...尾瀬大(中?)納言が讒者(ざんしゃ)のために流罪(るざい)となって...
高頭仁兵衛 「平ヶ岳登攀記」
...たとい讒言する者があっても...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...讒言の輩を御成敗なさるでござりましょうと...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...進んで弟の讒訴(ざんそ)でもするようだと...
夏目漱石 「門」
...此山に居ながら此山の讒訴(ざんそ)をしやがって夫れで済むか...
羽志主水 「監獄部屋」
...そんな極端な罵詈讒謗(ばりざんぼう)をするのだった...
火野葦平 「花と龍」
...生き残った人々の間に凡ゆる醜い中傷讒誣が投げ交された...
牧逸馬 「運命のSOS」
...ここでまだかえらない男の上を案じている主人に番頭が「使いに出すと永いのが彼(あれ)の癖で」と讒訴を上げているのは...
正岡容 「我が圓朝研究」
...天子に讒(ざん)したので...
吉川英治 「三国志」
...この男が足下のことをあまり讒言するので...
吉川英治 「三国志」
...中傷讒訴(ざんそ)...
吉川英治 「新書太閤記」
...讒訴(ざんそ)や...
吉川英治 「親鸞」
...そしてその讒訴にたぶらかされて...
吉川英治 「平の将門」
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