...多分法道がインドから日本に着して赤穂に上陸する前に金比羅神を讃州の象頭山に祭り...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...最早讃州へ入ったのであった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...「ええ?」「琴平、舟々って唄を、御存じかな」琴平(こんぴら)、舟々、追手に帆かけてひゅら、ひゅっ、ひゅっ廻れば、讃州、阿呆のごとく琴平、小藤次は、大工上り「如何でござるな」真平、御免御免お尻に帆かけてひゅらひゅっ、ひゅっ、ひゅっ益満は、その唄に合せて、尻を、左右へ、ひょこひょこと振った...
直木三十五 「南国太平記」
...四国の讃州高松というところから出て来た四国猿の江戸ッ子なんだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...又讃州生福寺に止まって居られた時は勢至菩薩の像を自作して...
中里介山 「法然行伝」
...左柳高次は讃州志度の者で本名は浦田運次郎...
楢崎龍、川田雪山 「千里駒後日譚」
...讃州志度から伴れて來た海女(あま)といふにしては...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...流行唄――少しも讃州らしい匂のない...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...讃州志度の海女といふ觸れ込みで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...讃州志度から伴(つ)れて来た海女(あま)というにしては...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...流行唄(はやりうた)――少しも讃州らしい匂いのない...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...讃州(さんしう)志度の海女は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「内儀さんは讃州(さんしう)志度(しど)の生れだと聽いたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...相手は讃州志度の海女(あま)だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...雲州と讃州でこれは蛇の化けるところという...
南方熊楠 「十二支考」
...一休和尚讃州旅行の節...
南方熊楠 「十二支考」
...讃州さま(頼胤)は御利発ではあらせられるが...
山本周五郎 「新潮記」
...「いや……そんなことはありませんが、たださきを急ぐので」「じゃあどうしてはじめに急がなかったんだ、こっちの差した盃を受け、今まで議論を聴いていたのはどうしたんだ、……おい讃州、あんまり人をばかにすると唯では済まんぞ」云いかたがあまり無礼だったので、秀之進は思わず向き直った...
山本周五郎 「新潮記」
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