...口々に賞讃するにぞ...
石井研堂 「釣好隠居の懺悔」
...ゆえに余は余の日本国を愛すというはこれ決して余の徳を賞讃するにあらずして一人並(なみ)の人間として余の真情を表(ひょう)するなり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...私は貧乏を礼讃するものではない...
種田山頭火 「行乞記」
...また讃するにしても貶するにしても...
種田山頭火 「最近の感想」
...地方の新聞には彼の苦学力行を賞讃する大きな記事が出た...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...同じ暗黒を分有することは賞讃するの権利を与えてくれるだろう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...同時に慇懃にその演奏を賞讃するのでした...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...多く賞讃するに足るものなきに至りぬ...
永井荷風 「浮世絵の鑑賞」
...多く賞讃するに足るものなきに至りぬ...
永井荷風 「江戸芸術論」
...ちっとお察し下さい」と言って金公が自讃するところは何かと言えば...
中里介山 「大菩薩峠」
...貞奴と名乗った女優の祖を讃するに...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...「さらば」を絶讃する...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...礼讃すれば礼讃するだけ...
正岡容 「小説 圓朝」
...その点で私は現在住んでいる宿を礼讃する...
松本泰 「日蔭の街」
...春のビイルを礼讃すると...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ルイスヒェン」
...今となればその処置を称讃するより外はない...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...真紅の光明を礼讃するに過ぎないかのように見えた...
夢野久作 「暗黒公使」
...大衆はしばしば案山子(かかし)をも礼讃する...
和辻哲郎 「孔子」
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