...家(うち)の中からは幽かに讃美歌の声が洩れる...
石川啄木 「鳥影」
...それが彼の地の彫刻の大家の一人であるマクネエル氏の賞讃する処となり...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...かれはかれの後半生を仏の功徳(くどく)を讃するために用ゐることを悔いなかつた...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...讃の高松の藩士長谷川宗右衛門...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...同じ暗黒を分有することは賞讃するの権利を与えてくれるだろう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...激しい讃美の情に責めつけられないだけ...
永井荷風 「畦道」
...悪魔視される肉体の讃美(さんび)をして...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...ペルリ艦隊員の賞讃を博した通り頗る面白く出來てゐる...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...窓で讃美歌をうたつた女達が...
林芙美子 「小さい花」
...神は讃むべきかな(ミラリ・ドミネ)!老婦人が帰ってから...
久生十蘭 「葡萄蔓の束」
...あれを讃めて下さり...
牧野信一 「文學的自叙傳」
...この新五兵衛のいかにもそそっかしい好々爺ぶりも春のやの賞讃しているとおりじつによく描かれている...
正岡容 「我が圓朝研究」
...そのとき汽車のずうっとうしろの方からあの聞きなれた〔約二字分空白〕番の讃美歌(さんびか)のふしが聞えてきました...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...道徳が一々讃美せられる日より...
柳宗悦 「工藝の道」
...子買お問答私などが子取ろといっていた遊びは讃岐(さぬき)ではオトリコトリ...
柳田国男 「こども風土記」
...讃岐や豊後の一角に存在するタウナまたはトウナ...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...彼らに何の理解があるわけでもないが、朝夕に金剛山の空を見ては、楠木一族の孤塁を思い、この大軍の包囲によくもと、心で讃嘆したり、寄り寄り小声で声援もしていたのだった...
吉川英治 「私本太平記」
...この讃甘(さぬも)の山から見ていると姫路の武士(さむらい)たちが...
吉川英治 「宮本武蔵」
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