...それは新らしい」と頻りに讃められる...
高濱虚子 「俳諧師」
...彼はやはり昔風の王制の讃美者であった...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「作男・ゴーの名誉」
...幾日(いくひ)幾夜(いくよ)の 熱病の後(のち)なる濠端のあさあけを讃ふ...
富永太郎 「無題」
...大自然を讃えたい...
豊島与志雄 「大自然を讃う」
...讃(ほ)むべきかな...
中勘助 「島守」
...斯様(かよう)に讃められても安直は...
中里介山 「大菩薩峠」
...幾多の渇仰者(かつこうしゃ)讃美者が渦を巻いたことは想像に難(かた)くありませんが...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...猫は至って不仁の獣なるも他の猫の孤児を乳養するは天性の一長と称讃したが(『大和本草』一六)...
南方熊楠 「十二支考」
...縺(もつ)れる舌で讃美歌を歌った時はどうだった...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...私は母性愛がこのように立派に用いられたのを見て神を讃えるものです...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...しかしそうでないが故に讃美される日は来ないであろうか...
柳宗悦 「工藝の道」
...讃岐の国は香川県であります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...何(な)ぜなら香取を賞讃した人々の言葉は...
横光利一 「日輪」
...或(ある)評家は胡麻塩頭のアカデミシヤンが是丈(これだけ)涙つぽい戯曲を書いた事は近頃の成功だと半(なかば)冷笑的ではあるが讃(ほ)めて居る...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...さすが大宋の帝都で何とも讃(たた)えようがない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...女性の美徳を讃(たた)えている」「やっぱり...
吉川英治 「宮本武蔵」
...この有名な学者の深遠な著作が正当に喚起する賞讃に参与するものではない...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...この種の所行のみによっても讃美せらるべきものとなった...
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索