...その賞讃に値するかどうか...
芥川龍之介 「日本の女」
...私はその一羽の小鳥を訳もなく讃美する...
石川三四郎 「蒼馬を見たり」
...益々(ますます)造化の神を讃美すべきではないか...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...神とその造化とを讃美しつつ...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...往々にしてヒューメーンだと云って賞讃せられる...
豊島与志雄 「ヒューメーンということに就て」
...顔は少しも似ては居ませんかしら」「少しも似て居ない」讃之助の口辺には...
野村胡堂 「葬送行進曲」
...外国人の賞讃した批評を自慢らしく列記した後で...
萩原朔太郎 「詩の翻訳について」
...あなたのお氣持ちを無にしなかつたことを讃めて下さいといふ見當違ひの手紙がとゞいた...
林芙美子 「ボルネオ ダイヤ」
...金比羅さまのお伴をして讃岐からやってまいりまして...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...これはすなわちその葉と稈とを賞讃したものです...
牧野富太郎 「植物記」
...狩野派円山派アカデミイ美術の礼讃者に...
正岡容 「寄席風流」
...唯(たゞ)多くの珍らしい機械の前に立つて子供心に讃嘆するばかりであつた...
宮地嘉六 「ある職工の手記」
...明治十四年に讃岐(さぬき)の丸亀において安らかに歿し...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...道徳が一々讃美せられる日より...
柳宗悦 「工藝の道」
...耳に手に眼にこの和紙を讃えてゐるのである...
柳宗悦 「和紙の教へ」
...公明聡慧一世に冠たる鼻を仰いでその徳を讃美しました...
夢野久作 「鼻の表現」
...彼らに何の理解があるわけでもないが、朝夕に金剛山の空を見ては、楠木一族の孤塁を思い、この大軍の包囲によくもと、心で讃嘆したり、寄り寄り小声で声援もしていたのだった...
吉川英治 「私本太平記」
...讃州(さんしゅう)丸亀(まるがめ)の京極(きょうごく)...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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