...よく讃美歌を歌ふ女である...
石川啄木 「葉書」
...人間には讃美され...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...意外な瘤礼讃を聞くものかなと田辺はびっくりしてその話し手を眺めずにいられなかったのである...
犬田卯 「瘤」
...治癒の元なる神を讃美せざるなり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...多分老女の讃岐(さぬき)であったか...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...君の詩に讃嘆を惜まぬものは到る所にみることが出來る...
土田杏村 「風は草木にささやいた」
...口を極(きわ)めて女を讃(ほ)めた...
徳田秋声 「爛」
...讃(ほ)むべきかな...
中勘助 「島守」
...その老教師が讃めた言葉の一句一句をさえハッキリ記憶しているほど...
中島敦 「狼疾記」
...左柳高次は讃州志度の者で本名は浦田運次郎...
楢崎龍、川田雪山 「千里駒後日譚」
...讃之助と同年配の美しい髭のある男...
野村胡堂 「葬送行進曲」
...近松秋江が徳田秋声の芸境に比較して絶讃してゐる...
正岡容 「寄席風流」
...女人の前において自ら身を讃め...
南方熊楠 「十二支考」
...讃嘆の叫びを抑えることができませぬ...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...寄場ぜんたいに大きな驚きと賞讃(しょうさん)を呼びおこした...
山本周五郎 「さぶ」
...口を極めて賞讃し...
吉川英治 「三国志」
...讃岐(さぬき)の八島に上陸し...
吉川英治 「新書太閤記」
...讃歌を唱う天使の群れのようににぎやかに快活にまたたいている...
和辻哲郎 「創作の心理について」
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