...うっかり蛇笏を賞讃したら...
芥川龍之介 「飯田蛇笏」
...頻りに雲右衞門のことを賞讃したので...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...世人は同氏を和製のシャーロック・ホームズとまで讃嘆している...
江戸川乱歩 「一枚の切符」
...そしてその次ぎに讃岐守の前へ出た時...
薄田泣菫 「茶話」
...神に対する記憶にあたいする讃めたたえは記録されていない...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...又讃められる...
高濱虚子 「俳諧師」
...諸君があれほど愛して讃(ほ)めていた...
高見順 「いやな感じ」
...讃(ほ)むべきかな...
太宰治 「駈込み訴え」
...讃美しますわ! 本当によ! 妾は此儘(このまゝ)で地獄に堕ちて行けば本望なんですの...
長與善郎 「青銅の基督」
...私は最早美や青春や優雅(いうが)に對して與へられたあの快(こゝろよ)い稱讃を聞くことはないだらう――何故なら他の誰にも私がそんな魅力を持つてゐるとは見えないだらうから...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...又我が死を慰むることも出來ると稱讃したのである...
松本文三郎 「世界に於ける印度」
...これその強補の神効を讃えたに出づるはもちろんなれど...
南方熊楠 「十二支考」
...のちに播磨・安芸・伊予・讃岐および阿波の五国に配置せられた者の子孫なりと称したということで...
柳田国男 「山の人生」
...何(な)ぜなら香取を賞讃した人々の言葉は...
横光利一 「日輪」
...もう人人の称讃には飽き飽きしたという風情で...
横光利一 「旅愁」
...張飛を礼讃(らいさん)していたが...
吉川英治 「三国志」
...作州吉野郷(よしのごう)の竹山城下(現・岡山県讃甘(さぬも)郡宮本村)は...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...時を移さず裏山つづき讃甘(さぬも)の山一帯をさがし始めたが...
吉川英治 「宮本武蔵」
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