...僕はかう考へた時に私(ひそ)かに僕自身の幸運を讃美(さんび)しない訣(わけ)には行(ゆ)かなかつた...
芥川龍之介 「変遷その他」
...口々に賞讃するにぞ...
石井研堂 「釣好隠居の懺悔」
...私の発見に関して讃評的な記事を掲載した...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...「一躍して人気役者になったね」松村が友達を讃美する様に云った...
江戸川乱歩 「一枚の切符」
...讃めてやるつもりで...
徳田秋声 「チビの魂」
...武蔵の国から遙々(はるばる)讃岐の国まで手紙を差出したが...
中里介山 「法然行伝」
...かつ神秘なる……造化の規模を痛感し讃嘆することが出来るであろう...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...和讃や労働歌の唱和...
信時潔 「歌詞とその曲」
...あらゆる賞讃や注目から身を退(ひ)いて...
野村胡堂 「楽聖物語」
...私の感じは不思議に表裏一転し忽ち之を讃美するやうになつた...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...傘の類では日本一と讃(たた)えてよいでありましょう...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...瀬戸内海では讃岐(さぬき)の小豆島(しょうどしま)などにおいて...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...われがちに礼拝讃嘆してやまなかった...
吉川英治 「三国志」
...そして一座首(ざす)十坊主がいっせいに歌詠讃揚(かえいさんよう)するお経の仰々しさ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...いうまでもなく、英田郡讃甘村は、宮本武蔵の生国の地である...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...女の肉体讃美はよさないか...
吉行エイスケ 「飛行機から墜ちるまで」
...であるから自分のような日本人には貴女の美しさとか健康さを直感して貴女を讃美することは...
吉行エイスケ 「孟買挿話」
...周の文化をあれほど讃美する孔子が実際周を訪ねたのであるならば...
和辻哲郎 「孔子」
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