...俺は此のクラツシカルな美しい名前を護る爲に手も足も出ない達磨大師になつて了つた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...フィリッピンを護ることはない...
海野十三 「空襲下の日本」
...自身にこれを護ることのできぬもの...
丘浅次郎 「動物の私有財産」
...船長を護るのに大地主さんだけを残して...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...配電盤の前に鉛ガラスの衝立を置いて技師を護る...
永井隆 「この子を残して」
...そこに住んで御蔵を護ることになった...
中谷宇吉郎 「御殿の生活」
...お両人(ふたり)の「花園を護るもの(ギャルディアン・ド・ジャルダン)」に比べましたら...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...又用ゐんことを欲してゐたところの腕力を振つて私を護るべきであつたかと尋ねた時...
エム・ケー・ガンヂー 福永渙訳 「劒の教義」
...一切の工巧(てわざ)や百般の物を護る諸竜の名を挙げおり...
南方熊楠 「十二支考」
...常に家にありてわずかに貯えた物を護るに戦々兢々(きょうきょう)の断間(たえま)なく...
南方熊楠 「十二支考」
...時に仙人の住所を護る神来って仙人に告げたは...
南方熊楠 「十二支考」
...本尊夢の告げに予(かね)てより薬師の十二神将が浄蔵を護る...
南方熊楠 「十二支考」
...かよを護るように半円を描いていた...
山本周五郎 「風流太平記」
...自然のうちにおのれを護る形をとらせました...
吉川英治 「江戸三国志」
...貞操を護る懐剣とがあった...
吉川英治 「剣難女難」
...帝を護る人々にも...
吉川英治 「三国志」
...――王法仏法とはひとり天台だけを護ることではない...
吉川英治 「私本太平記」
...キリストの楯が彼らを護る限り勝つのが当然であること...
和辻哲郎 「鎖国」
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