...フィリッピンを護ることはない...
海野十三 「空襲下の日本」
...女王の生命を護るという最高の必要の前には無力たるべきであった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...」――「息子(むすこ)の自由を護るに用いると同じ微妙謹直な精神をもって...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...配電盤の前に鉛ガラスの衝立を置いて技師を護る...
永井隆 「この子を残して」
...国を護るためには役人の給料なかるべからず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...それは私たちを護る使命を持つてゐるんですから...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...一切の工巧(てわざ)や百般の物を護る諸竜の名を挙げおり...
南方熊楠 「十二支考」
...それは必然に作家の文学というものへの本能から生じた文学の成長を護る態度であった...
宮本百合子 「現実と文学」
...最も忠実な友人づらをした敵から自分を護ることがどんなにむつかしいか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...もちろん荒波から石垣を護るためで...
山本周五郎 「さぶ」
...子供たちを護るためなら...
山本周五郎 「やぶからし」
...護るものを持つためにまた爭はねばならないかといふことを反省するのであります...
吉川英治 「折々の記」
...前後を護る御林の兵も...
吉川英治 「三国志」
...主と護るのみでなく...
吉川英治 「新書太閤記」
...義元の身を護るよりは敵へ当れッ」さすがに彼も三軍の総帥(そうすい)であった...
吉川英治 「新書太閤記」
...父を護る覚悟でいた左兵衛佐(さひょうえのすけ)は...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...それも自領の安全を護るためだ...
吉川英治 「平の将門」
...武士たちは前後を護る...
吉川英治 「源頼朝」
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