...五戒を受けざれども正法を護るをもって乃ち大乗と名づく...
石原莞爾 「最終戦争論」
...憂はわたしを護る憂はわたしをまもる...
大手拓次 「藍色の蟇」
...自からその特色を護るのもわるくはないけれども...
田山録弥 「静かな日」
...長靴や鉛ガラス製の眼鏡でものものしく身を護る...
永井隆 「この子を残して」
...純情な子であれば、泣こうではないか? 親孝行な子であれば、むかつこうではないか?そして、この宝を守り、操を護るために、収容所を飛び出す気になろうではないか?いい子が逃げる...
永井隆 「この子を残して」
...それは私たちを護る使命を持つてゐるんですから...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...その方面で失脚させる法も考慮すべきでしょう」「兄の石仏を利用する手もあり得るですな」かれらとしては身の安泰を護るためだろうが...
山本周五郎 「思い違い物語」
...もちろん荒波から石垣を護るためで...
山本周五郎 「さぶ」
...それを護るような三人の侍と...
山本周五郎 「風流太平記」
...全家中の安泰を護るために...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...美しい纎細な蟲といへども何か自分を護るものは持つてゐるといふことであります...
吉川英治 「折々の記」
...昆蟲ですら護るものは生れながらに持つてゐる...
吉川英治 「折々の記」
...前後を護る御林の兵も...
吉川英治 「三国志」
...車を護る前後の人々にむかい...
吉川英治 「三国志」
...それがそち達の士道か」「……君家を護るは...
吉川英治 「三国志」
...前後に騎馬武者と千人近い兵がそれを護る列となっていた...
吉川英治 「源頼朝」
...金掘りたちを護るためにコロンブスは堅固な家を建て五十六人の守備兵を置いた...
和辻哲郎 「鎖国」
...副王代理の圧制から彼らを護るのだと宣言した...
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索