...国を護る仕事に対しては充分に一匹だけの任務をつくしているとの自覚があるために...
丘浅次郎 「理想的団体生活」
...其身を護る圓盾の...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...この経験の権威を護るためにはだから...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...重慶政府のテロから身を護るためには...
豊島与志雄 「上海の渋面」
...郷土即ち本来の日本国民性を護るために聊かなりとも児童の情操教育を培ふ基となれば幸ひであります...
野口雨情 「朝おき雀」
...自分の身を護るほどの不在證明(アリバイ)らしいものを一つも持つて居ないのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...身を護るのにどれほどの力を貸してくれることか...
久生十蘭 「海豹島」
...本尊夢の告げに予(かね)てより薬師の十二神将が浄蔵を護る...
南方熊楠 「十二支考」
...エホバは汝を護る者なり...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...(F・O)T 慶長十七年卯月十三日豊前小倉の海上の離れ島に(O・L)T 父の敵佐々木巌流と彼を護る剣士三十余名と決戦すS=海上数艘の小舟に分乗した...
山中貞雄 「武蔵旅日記」
...――われらは留守城を護るために残されたのだ...
山本周五郎 「城を守る者」
...かよを護るように半円を描いていた...
山本周五郎 「風流太平記」
...美しい纎細な蟲といへども何か自分を護るものは持つてゐるといふことであります...
吉川英治 「折々の記」
...自分を護るためにはあの花粉のやうなものを持つてゐる...
吉川英治 「折々の記」
...護るものを持つためにまた爭はねばならないかといふことを反省するのであります...
吉川英治 「折々の記」
...護るに即座の手配りがつきません」「物騒なことを...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼も一番の重臣として社稷(しゃしょく)を護る人間であったし...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...また藩祖よりは社稷を護る大任をおうけなされて...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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