...そはイスラエルの一枝を護りたる君が情(なさけ)の報なりといひぬ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...山地等のよき掩護を欠く時は冬期その地方を撤退...
石原莞爾 「戦争史大観」
...白木の奮戦(ふんせん)に護(まも)られながら...
海野十三 「暗号音盤事件」
...斯る間に看護婦は手拭で文太郎の顏や胸や手足やを拭いた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...黙ってその蛇を見護(みまも)った...
太宰治 「斜陽」
...いずくんぞ知らん、芥川はこの「つまり」を掴みたくて血まなこになって追いかけ追いかけ、はては、看護婦、子守娘にさえ易々(やすやす)とできる毒薬自殺をしてしまった...
太宰治 「もの思う葦」
...Bは保護するつもりで女の後(あと)について歩いて行つてゐたが...
田山録弥 「山間の旅舎」
...遭難海員を護送して其郷土に送還するは...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...死体の収容や負傷者の看護に当った...
中島敦 「光と風と夢」
...その演奏の神聖さを保護するために...
野村胡堂 「楽聖物語」
...看護婦としての範囲とその責任において...
宮本百合子 「生きるための協力者」
...井荻看護婦は手押車につかまったままエレベーターの下降を...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...この間わが談理の業を廻護したるところもありき...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
......
柳田国男 「故郷七十年」
...貧乏人でも女房子の仕合せは護らなくちゃあいけねえ...
山本周五郎 「ゆうれい貸屋」
...阿斗はよく護られて...
吉川英治 「三国志」
...そこでは半国守護たる六角満綱を強要してその領内に徳政令を発布せしめたのであるが...
和辻哲郎 「鎖国」
...トルレスやフェルナンデスを昼夜保護している...
和辻哲郎 「鎖国」
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