...またこれを愛護するの必要を説くものすらあらざるがごとし...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...宇宙艇を保護するために張った防御用の網みたいなものでした...
海野十三 「火星探険」
...官民共に風景の保護法は講ぜざるべからず...
大町桂月 「赤城山」
...この考えに嚇かされた弁護士は...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...美濃(みの)の守護として得意の絶頂に立っていたが...
田中貢太郎 「赤い土の壺」
...殊に手を掛けないで鑛毒の爲に枯れて呉れゝば便利だなどゝ云ふ辯護説もあるそうでございます...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...このような方法では社会は少しも保護せられぬということになる...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...家を護り通す、そのことだけを心掛けて族行もしませんでした...
豊島与志雄 「新妻の手記」
...自分自身が自分を弁護するにもかかわらず...
中井正一 「脱出と回帰」
...珍しく、こんな奥山に冬籠(ふゆごも)りをするらしい客がかなり多いようだが、そのなかで女といってはあれ一人らしい」「左様、女一人とすれば連れがあるだろう、兄貴とか、夫とか、なんとかいうものと一緒に来ていなければならぬはずだ」「立派な保護者があるのだろう」「保護者がなければ、第一ここまで来られもすまい、来てもいられはすまい」「左様、年若い女を一人、保護者無しに、こんなところへ手放す奴も無かろうじゃないか」「それはそうに違いないが、どうも見たことのたしかにある娘だが、度忘(どわす)れをしてしまったよ、思い出せないよ」「思い出すよじゃ思いが浅い――というわけでもあるまいが、ちょっと愛くるしい娘だな」「第一愛想がいいね、人をそらさないところがあるが、それといって、それ者(しゃ)のするワザとさがない、天然に備わっているチャームというものがある」丸山勇仙は、多少語学の素養があるから、それでチャームというような言葉をつかってみるのでしょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...(『太平記』に、そのほか、五十ヵ所の守護、国守、国々の関所、大きな庄屋の役を、ことごとく大小の官吏の連中がもらったため、その人びとはちょうどシナの陶義(とうぎ)のように、富貴を誇り、また鄭白(ていはく)のように衣食にぜいたくの限りをつくした...
蜷川新 「天皇」
...看護方法以外には問題になりません...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...看護婦仲間では博士の評判は甚だしく不良だった...
平林初之輔 「或る探訪記者の話」
...看護婦と患者の関係から這入って...
牧逸馬 「アリゾナの女虎」
...彼らを不可避的に貧困と窮迫とに陥れるに違いない制度を擁護の目標に選んでいるというのは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...警察の手に保護せられた...
柳田国男 「山の人生」
...前からシンガポールの錫(すず)と護謨との上で呼吸していたのは分っていた...
横光利一 「上海」
...遠き都にあるわが妻をも護らせたまえ」と...
吉川英治 「新・水滸伝」
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