...警句として語り継がれる言葉は多い...
...この警句を忘れずに行動しよう...
...彼女はいつも自分の警句を口にしている...
...これは私の父から受け継いだ警句です...
...警句には深い哲理が込められていることがある...
...警句の使用者自身も当然この挙国一致の大沈没から免れるわけには行かないのであるからいよいよ愉快である...
伊丹万作 「雑文的雑文」
...吾人の兩足は地獄のゆかを踏む」と云ふエマソンの警句が浮んだ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...表情など一切がメスのように鋭どいキビキビした緑雨の警句そのままの具象化であった...
内田魯庵 「斎藤緑雨」
...警句も沢山にあるが...
田山録弥 「或新年の小説評」
...彼の芸術上の警句は戦いの武器と変えられるに違いなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...老人が盛んに警句や格言を使って喜びを述べ立ててる間...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...洒落(しゃれ)でも警句でもないだけに...
中里介山 「大菩薩峠」
...非常にもっともらしい口吻(こうふん)と燦爛(さんらん)たる警句とによって前後二十七ページに延長している...
夏目漱石 「三四郎」
...時々は「偉大なる暗闇」のなかにある警句などを引用してくる...
夏目漱石 「三四郎」
...世慣れない若輩のいひたがる不得要領の警句として...
夏目漱石 「それから」
...ただそのなかに警句と鳴物芝居とがごっちゃになっているからだ...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...「町内の若い衆」の下層街のおかみさんの活写とその警句百出に至っては...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...手堅い渋い話術の中に警抜な警句を言い放ち...
正岡容 「わが寄席青春録」
...皮肉屋で警句家の一人は...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...なるほど巧妙ではあるがまわりくどくて気まぐれな・あの警句で充満した・一種の大袈裟(げさ)な言いまわしを除いたら...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その警句はほむべきであったが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...人のいひえない諷言警句を放つて...
吉川英治 「折々の記」
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