...無造作(むぞうさ)に譜本を抱(かか)えたまま...
芥川龍之介 「河童」
...この北越新報に掲げられたものが大に点刪せられて「北越雪譜の出版さるゝまで」といふ題で載つてゐる...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...楽譜帳の中にはさんでおいた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...「ある大きな楽譜出版屋の重立った一人で...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...(七録)記傳録 國史・注暦・舊事・職官・儀典・法制・僞史・雜傳・鬼神・土地・譜状・簿録(隋志)史部 正史・古史・雜史・覇史・起居注・舊事・職官・儀注・刑法・雜傳・地理・譜系・簿録七録にあつて隋志にないのは鬼神であるが...
内藤湖南 「支那目録學」
...「新橋芸妓評判記(しんばしげいしやひやうばんき)」「東京粋書(とうきやうすゐしよ)」「新橋花譜(しんばしくわふ)」なぞ名付(なづ)けた小冊子もある...
永井荷風 「虫干」
...その上には随分使い汚された楽譜が一杯に積み重ねられていた...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...私の頭は楽譜を読むようにはよく慣らされて居りますが...
野村胡堂 「死の舞踏」
...アンポンタンの友達の分譜(ぶんぷ)があり...
長谷川時雨 「チンコッきり」
...楽譜通りに大きな歌でうたってしまうのですが...
三浦環 「お蝶夫人」
...『藩翰譜』に出でた山内一豊の妻などと似た行いだ...
南方熊楠 「易の占いして金取り出だしたること」
...新に買求めたるゴタ板の魯廷(ろてい)の貴族譜...
森鴎外 「舞姫」
...早速新しい・その父の知らない・系譜的肩書をその名にこじつけ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ちょうど楽譜をくり...
山川方夫 「その一年」
...兄と恋人とが手向ける譜(ふ)とも聞かれるのである...
吉川英治 「剣難女難」
...まだ御譜代(ごふだい)の中には人もいると思(おぼ)し召されませぬか」「いかにも」人々の眼は...
吉川英治 「私本太平記」
...もとより譜代(ふだい)の臣でもない野武士(のぶし)の部下は...
吉川英治 「神州天馬侠」
...「御譜代(ごふだい)...
吉川英治 「新書太閤記」
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