...北越雪譜初編之梓一挙シテ販ス二七百余部ヲ一刷板装本至ルレ不ルニ二暇給一故二編ノ刻発兌当ニレ有レ近矣...
京山人百樹 「北越雪譜」
...新しい歌に譜を合わせたものを生徒に歌わせて...
田山花袋 「田舎教師」
...クリストフが書き散らした楽譜の中で机の上に半ば横たわってるのを見て...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その中には不朽の名作ハ長調の「交響曲」の手写譜が交っていたのはあまりにも痛ましい皮肉である...
野村胡堂 「楽聖物語」
...あまり他の年譜を信じすぎて...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...また別の楽譜をとりだして彼に示しては...
原民喜 「永遠のみどり」
...まもなく父親は譜面台をもち、母親は楽譜を、妹はヴァイオリンをもってやってきた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...ただし果実ならびに花の図解剖諸事は白沢保美著『日本森林樹木図譜』による菩提樹(Ficus religiosaL.)インド産菩提樹の真品(いわゆるインドボダイジュ)小野蘭山先生の髑髏この蘭山(らんざん)小野先生の髑髏の写真はじつに珍中の珍で容易に見ることの出来ないものである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...岩崎灌園(かんえん)がその著『本草図譜(ほんぞうずふ)』で右先輩の説を覆えし...
牧野富太郎 「植物記」
...私がここに持って来たのは本草図譜という本ですがこれには江南大青の絵が載って居る...
牧野富太郎 「植物記」
...外国での新聞の切抜も楽譜も...
三浦環 「お蝶夫人」
...しかるに『世譜』以下の後代の史書は...
柳田国男 「海上の道」
...今では植物図譜にも公認せられて...
柳田国男 「海上の道」
...藩史の系譜は右図のようになっている...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...かういふ系譜的な考へ方も...
吉川英治 「折々の記」
...元弘三年「五月中」日譜五月八日 六波羅陥ツ...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...口のわるい友人たちは「本文は読まないが巻末の年譜だけはおもしろかった」と云ったりした...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...謡曲も採譜が出来ません...
蘭郁二郎 「腐った蜉蝣」
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