...母上識る人に逢ひ給ひぬ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...客に相識る人少ければ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...根源を識るものなしと...
高木敏雄 「比較神話学」
...バアの女とも識る機会を持ったが...
太宰治 「デカダン抗議」
...「これかつて相識るの燕帰来に似たり」と晏殊(あんしゅ)の春恨詞(しゅんこんし)の一節を口にした...
田中貢太郎 「蓮香」
...其頃には互ひに相識る機会もなく...
徳田秋聲 「亡鏡花君を語る」
...心に大道を識る」を説く...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...さりながら自由黨員の中には亦多少時勢の要を識る者なきに非ざるが故に...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...竜樹香(かおり)を聞(か)ぎてすなわち便(ただ)ちにこれを識る...
南方熊楠 「十二支考」
...犬が犬殺しを識るは普通に知れ渡った事で...
南方熊楠 「十二支考」
...凡て素女を識るの法...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...偶(たま/\)識る所の家に美少女があつたので...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは池田宗家の末裔と相識ることを得た...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...識る所の書估の云ふを聞くに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...字を識る人の教を乞ふ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...器を識る者は、必ずそれに手を触れるではないか...
柳宗悦 「工藝の道」
...識ることを得ずして作った...
柳宗悦 「民藝四十年」
...=識(し)らないことを識る...
吉川英治 「新書太閤記」
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