...對手に對する愛の名に於いて其前に自分の幾分を詐つてゐると意識する心元なさと...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...私もこんな風なことをマウンテニヤの為に書いていると意識することが出来て...
石川欣一 「可愛い山」
...私のそれと明らかに意識する事を怖れる...
石川啄木 「不穩」
...現代人が明かな形で認識することは必要であるし...
津田左右吉 「日本精神について」
...認識すると信じた時であるか...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...こういう危機を脱するためには、そして自然科学を科学的客観性の軌道の上で前進せしめるためには、人々は、意識すると否と、欲すると否とに拘らず、現に(唯物)弁証法的範疇体系を是非とも採用しなければならなくなっているのである...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...認識するということを写すというのである...
戸坂潤 「辞典」
...認識するということは...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...併し何かを例えば線を空間内に認識するためには私はその線を引いて見なければならぬ...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...へエ」相手の懷中の十手を意識すると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お前の命が危ないじゃないか」「でも」お銀は八五郎の追いすがるのを意識するように...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...認識する主體は依然活動する主體...
波多野精一 「時と永遠」
...自分の見たものがグレゴールだとほんとうに意識するより前に...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...認識するとは加工することである...
三木清 「哲学入門」
...この内容を意識するものが主觀となるのである...
三木清 「認識論」
...しかし僕の意識はそれを認識することを嫌っている...
森鴎外 「雁」
...意識するとしないとに拘らず...
吉川英治 「折々の記」
...たくまず努めず自ら意識することもなくして...
和辻哲郎 「「自然」を深めよ」
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