...譌(なま)る者は之(これ)を正し...
石原純 「杉田玄白」
...されば、初には、附録として、語法指南、字音假名づかひ、名乘字のよみ、地名苗字などの讀みがたきもの、和字、譌字、又は、諺、など添へむの心なりしかど、(語法指南のみは、篇首に載せつ)今はしばらくこゝにとぢめて、再版の時を待つことゝはせり...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...東京近在で展望無双と云わるゝも譌(うそ)ではなかった...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...新聞なるものゝ平気に譌(うそ)をつく事をまだよく知らぬ人達の間には大分影響(えいきょう)したと見え...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...更らに投を敏の譌りとしてミヌマと訓み...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...國史眼は設馬の譌りとして...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...安永五年(1776)に刊行せられた松平君山の『本草正譌(ほんぞうせいか)』には「万寿菊...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...私しがいつ人を詐譌(さぎ)するようなことをいたしました...
三宅花圃 「藪の鶯」
...其他譌字(ぎじ)仮名違等は直に改めた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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