...芸能に関係する人たちが集まって謡本を読み合わせた...
...歌舞伎役者は、毎日謡本を暗唱する練習をしている...
...古い謡本を読むことで、日本の伝統芸能について学ぶことができる...
...謡本には、日本の伝統的な音楽や踊りの歌詞が書かれている...
...昔の人々が口承で伝えてきた謡を、謡本にまとめることで後世に伝えることができた...
...その晩も能の看客は大抵謡本を前にしたまま...
芥川龍之介 「金春会の「隅田川」」
...梅若氏は私のために謡本を一冊持ち出し...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...正月十日金虚子方丈下○明治四十一年二月七日(封書)啓上 謡本五冊わざわざ御持たせ御遣わし御懇切の段感謝致候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...関寺小町(せきでらこまち)――これは座右にある謡本の中にこういう名前が見つかりました...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...床(とこ)の前に謡本を置いていた一人の客が...
夏目漱石 「行人」
...やがて客は謡本を風呂敷に包んで露(つゆ)に濡(ぬ)れた門を潜(くぐ)って出た...
夏目漱石 「行人」
...精も気根も尽き果てた体で謡本(うたいほん)の前に両手を突いて...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...翁が書いてくれた小謡本には略字や変体仮名が多いので...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...謡本を前にして眼を閉じると...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...家元は自流に属する謡本や...
夢野久作 「能とは何か」
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