...謡の先生のお嬢さんや...
上村松園 「作画について」
...之より謡曲に見ゆる最後の形を取るに...
高木敏雄 「比較神話学」
...アメリカの民謡の曲を取った「ヒラ/\と連隊旗」という唱歌があったが...
寺田寅彦 「田丸先生の追憶」
...初めのワキ・ワキヅレの待謡は序の部分...
野上豊一郎 「演出」
...まことに子供らしいのが童謡でありますから...
野口雨情 「朝おき雀」
...謡いの地があるらしい錆(さび)を含んだ声...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...国民歌謡であらうか...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...音楽会でスコットランドの民謡をうたうことを頼まれました...
三浦環 「お蝶夫人」
...茎のみありて葉なきが咲くトルコ人これを七兄弟の血と号(な)づく(マルチネンゴ・ツェザレスコ『民謡研究論(エッセイス・イン・ゼ・スタジー・オヴ・フォーク・ソングス)』五七頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...中には狂歌狂句俗謡の類で...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...夜具の襟元の処に脚の無い将棋盤のような板を置き張扇でバタバタとたたいて弟子の謡を聞いた...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...後にその心持ちで謡ったり舞ったりして翁から賞められた事が度々あったので...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...それを着けて舞うているシテの位取りを勘取って地謡が謡う...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...一方にその舞、謡、囃子は、手法が簡単であるために、あまり天分のない素人にまでも習われ易くなっている...
夢野久作 「能とは何か」
...酒楽(さかほがい)の唄(うた)を謡(うた)い上げて踊り始めた...
横光利一 「日輪」
...博士は興に乗つて「大江山」を謡(うた)はれた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...扇で手拍子(てびょうし)をとりながら京謡(きょううた)を低声(こごえ)に口誦(くちずさ)んでいた...
吉川英治 「新書太閤記」
...その平家村史料は、週刊朝日誌上で募集をこころみた結果、全国の平家村分布地方から約二百七、八十通にのぼる口碑、伝説、図絵、歌謡、風俗、変遷などの御報告があったものなのですが、いかんせん、これの整理にはたいへんな日時とまた重複、錯誤(さくご)などもただして、さらに筆を加えなければなりませんので、研究目的は果たされたわけですが、まだこれを上梓(じょうし)するまでには整っておりません...
吉川英治 「随筆 新平家」
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