...「謝安のように落ち着いている」...
...「謝安のように上品な口調で話す」...
...「謝安にならって冷静に対処する」...
...「謝安のように賢明に判断する」...
...「謝安のように物静かに座っている」...
...而して閣下は恰も謝安を氣取りて椿山莊を出で...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...而して閣下は恰も謝安を気取りて椿山荘を出で...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...雷一「かつて大橋訥庵(とつあん)がこう謂(い)った、独怪謝安出山後、更無偉略済蒼生、と」梅田定明は頬骨の高い眼の落窪(おちくぼ)んだ顔をつきだすようにしてそう云った、「つまり老公(斉昭)が攘夷を主唱しながら、いざ実行となると見向きもなさらぬことを諷(ふう)したものだ、しかもどうやら御自分は幕政参画の御野心もあるように思われる、いや邪推ではない、江戸のさるたしかな筋から聞いているのだ、これはいかん、これはここまでひきずって来た天下の志士を欺(あざむ)くというものだ」秀之進は黙っていた...
山本周五郎 「新潮記」
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