...必ず謙虚な心を以つて絶對の前に跪く筈である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...謙虚な心掛を以つて...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...優しく謙虚な芸術家なのだ...
太宰治 「善蔵を思う」
...謙虚な心持ちに戻つて行く必要があると思ふ...
田山録弥 「自他の融合」
...恰も懺悔でもするような謙虚な調子で...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...即ち謙虚な気持を修熟させることが第一だと思ひ...
中原中也 「詩壇への抱負」
...*87「謙虚な政治家になれ...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...謙虚な私設秘書と...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...凡そ雪五郎は謙虚な心の持主で...
牧野信一 「バラルダ物語」
...謙虚な打ち砕かれた様子で...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...懺悔としての語られざる哲学は純粋なる心情と謙虚なる精神とを失わないように努力する...
三木清 「語られざる哲学」
...静けさと安けさとは謙虚な心のことである...
三木清 「語られざる哲学」
...よき魂は謙虚な魂であり...
三木清 「語られざる哲学」
...西洋には稀に見る淡白謙虚な人である...
南方熊楠 「十二支考」
...謙虚な心の彼らを...
柳宗悦 「工藝の道」
...謙虚な心の彼らを...
柳宗悦 「民藝四十年」
...彼は謙虚な自尊心をもっていた...
山本周五郎 「青べか物語」
...彼に銚子をさし傾けてくれた謙虚な気持ちなど...
横光利一 「旅愁」
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