...「謙徳公」という表記が誤用されることがある...
...人間が運命の前には自ら抑へて謙徳を守るべきものだと云ふ模範になつて見せて遣らうと思ふ...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...神の摂理の下に意志を屈すると云ふ謙徳を見せて遣る...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...自分の謙徳を増長する事などに次第に力を籠めてゐたが...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...茶坊主に頭を下げる謙徳(けんとく)があるならば...
夏目漱石 「野分」
...一方においては婦女子の謙徳を現わし...
穂積陳重 「法窓夜話」
...しかも我が梅津只圓翁の至純至誠の謙徳は...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...こうした翁の謙徳と精進に対して愧死(きし)しても足りないであろう...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...堀謙徳氏の詳しい『解説西域記』が出たのもそれから間もなく...
和辻哲郎 「西の京の思ひ出」
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