...松村謙三氏のように常識をもち...
浅沼稲次郎 「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」
...謙信曰く、汝の言ふ所、理にあたれり...
大町桂月 「石田堤」
...一方は謙遜(けんそん)し一方は喜び迎えておる心もちがよく現れておる...
高浜虚子 「俳句への道」
...謙遜な人でありました...
太宰治 「兄たち」
...この筆法で行くと人に謙遜(けんそん)するのはますます人を愚(ぐ)にした待遇法で...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...東京に歸つて謙齋先生に話したら...
野上豐一郎 「桂離宮」
...なんとなく薔薇の花床のほうへ長謙さんをひっぱって行って...
久生十蘭 「だいこん」
...長謙さんはタクシに乗らなくなったが...
久生十蘭 「だいこん」
...無一文になるまで追いまくられることを予想し長謙さんなどは...
久生十蘭 「だいこん」
...警部補が謙遜した...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...その自然児が一面に於て熱烈な文明の思慕者であり、秩序ある諸徳、中にも貴族的品格と正しい礼節とを憧憬し、之に己れを則らんとする無邪と、謹慎と、謙譲とは、人をして如何なる時も彼を愛せしめ、微笑せしめずにはおかぬ...
室生犀星 「愛の詩集」
...よき器物には謙遜(けんそん)の美があるではないか...
柳宗悦 「工藝の道」
...最も謙虚な意味で私は世界の広場にいる一人の日本の女であることをしみじみと嬉しく思った...
与謝野晶子 「鏡心灯語 抄」
...終ると、謙信は、馬から伸びあがるように、「――橋流水不流(はしながるるもみずながれず)――行こう、ひとまず、春日山のわが本城へ」そういうと、左右を促(うなが)して、ふたたび北へ北へ峠を越えた...
吉川英治 「上杉謙信」
...謙信のまわりには...
吉川英治 「上杉謙信」
...謙譲の口をとじて...
吉川英治 「三国志」
...そのうちに、陶謙は、ついに息をひきとってしまった...
吉川英治 「三国志」
...お恥かしい」謙遜でなく...
吉川英治 「新書太閤記」
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