...新しい支配者を讒謗する歌を歌ひ...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...もしいささかでも英国官吏を誹謗(ひぼう)する印度民衆があれば直ちにこれを讒謗律(ざんぼうりつ)の重刑に処し...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...『誹謗に最もすぐれたる*アイアン(汝アカイアの中に他のこと皆劣る)汝の心酷きかな...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...この移住者が国家的光栄を誹謗(ひぼう)するのは別に驚くにも当たらないこととなった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...新聞にとって好都合な誹謗(ひぼう)的記事を得る機会を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...冷淡もしくは誹謗(ひぼう)にばかり出会った...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...實は何も謗法の爲に書いたのではない...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...「人の我を謗(そし)るやその能(よ)く弁ぜんよりは...
新渡戸稲造 「自警録」
...しかるにいかなる政治家にてもその生ける間(あいだ)は敵より政治屋と罵詈讒謗(ばりざんぼう)せられる...
新渡戸稲造 「自警録」
...おほよそ疑謗の輩はすくなく...
服部之総 「加波山」
...「故意にわが國の信用金庫を誹謗し...
秘田余四郎 「字幕閑話」
...誹謗(ひぼう)はされても...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...爭ひと謗りとの間であることの多い場合を...
吉川英治 「折々の記」
...織田のまわし者のように思われますぞ」「一身の誹謗(ひぼう)のごときは官兵衛すこしも意にかけません...
吉川英治 「黒田如水」
...酒にふけるいたずらに人を謗(ぼう)しまた世を毒す豈(あに)...
吉川英治 「親鸞」
...十叡山の大衆(だいしゅ)は、その後、(吉水は降伏した)と、例の法然とその門下の名をつらねた七箇条の誓書に、凱歌をあげていたが、(あれは、奴らの戦術だぞ)という者があり、また、(吉水の念仏者たちは、いよいよ結束して、信仰をかためているし、外部の門徒たちも、なお殖えるような勢いにある)と聞くと、(それは捨ておけぬ)ふたたび持ち前の嫉視を向け、弾圧、迫害、誹謗(ひぼう)、あらゆる反動を煽(あお)って、とうとう、朝廷へ向って「念仏停止(ちょうじ)」の訴えを起した...
吉川英治 「親鸞」
...古聖先賢も財宝を謗(そし)り...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...「仁ありて人に謗せられば愁ひとすべからず...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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