...摩利の教を誹謗(ひぼう)したり...
芥川龍之介 「邪宗門」
...『誹謗に最もすぐれたる*アイアン(汝アカイアの中に他のこと皆劣る)汝の心酷きかな...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...日本の多くのマルクス主義批判者の常習的な誹謗の手口であるが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...誹謗(ひぼう)するもの...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...国家的光栄を誹謗(ひぼう)したり人々の精神を混乱さしたりして喜ぶ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...立身した人々が常に受くることになってる中傷や誹謗(ひぼう)などは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...實は何も謗法の爲に書いたのではない...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...『街巷新聞』に出ていた記事は誹謗(ひぼう)でも中傷でもない...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...「何をもって謗(そしり)を熄(や)むる...
新渡戸稲造 「自警録」
...その代り互いに相手を糞味噌に誹謗した...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...あらゆる誹謗の種にしたがる悪口屋の多いことだから...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...風流な家に住んで現代を誹謗(ひぼう)して鹿(しか)を馬だと言おうとする人間に阿(おもね)る者がある」とお言いになって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...光栄を蔑視しつつも誹謗の前に挫折す(キケロ)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...捻くれた見かたというのは誹謗(ひぼう)だ...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...董相国やその一類の誹謗(ひぼう)をなせば...
吉川英治 「三国志」
...誹謗(ひぼう)する声が...
吉川英治 「新書太閤記」
...八新しい力が興(おこ)ろうとする時には必ず古いものの力がこぞってそれを誹謗(ひぼう)してくる...
吉川英治 「親鸞」
...ところが家來(けらい)たちは主人(しゆじん)の愚(おろか)なことを謗(そし)り...
和田萬吉 「竹取物語」
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