...松籟むなしく謖々たり...
大町桂月 「常磐の山水」
...かわいそうではあったが泣いて馬謖(ばしょく)を切ってしまいました...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...謖々(しょくしょく)たる松声は...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...馬謖(ばしょく)もいた...
吉川英治 「三国志」
...出師(すいし)の表(ひょう)一馬謖(ばしょく)は云った...
吉川英治 「三国志」
...馬謖はこう前提してから自分の心にある一計を孔明に献じた...
吉川英治 「三国志」
...そばに在った参軍の馬謖(ばしょく)が...
吉川英治 「三国志」
...もともと馬謖は、夷族(いぞく)の役(えき)に戦死した馬良の幼弟だった...
吉川英治 「三国志」
...馬謖は、華やかな血色を顔にうごかして、言下にすぐ、「行きます」と答え、「――もし過ちがあったら私はいうに及ばず、一門眷属(けんぞく)、軍罰に処さるるも、決しておうらみ仕りません」と、きおいきって誓った...
吉川英治 「三国志」
...その故にいま馬謖の副将として特に副(そ)えて差向ける...
吉川英治 「三国志」
...掎角(きかく)の勢いに備えますから」馬謖は露骨に不愉快な色を示した...
吉川英治 「三国志」
...馬謖は主将たるために...
吉川英治 「三国志」
...馬謖を庇(かば)っていられなかった...
吉川英治 「三国志」
...馬謖は、帳前に畏まった...
吉川英治 「三国志」
...「……馬謖」「はい」「汝は...
吉川英治 「三国志」
...馬謖(ばしょく)は日頃の馴れた心を勃然(ぼつぜん)と呼び起して...
吉川英治 「三国志」
...――馬謖よ...
吉川英治 「三国志」
...謖(しょく)は死すともお恨みはいたしません」死をいい渡されてから...
吉川英治 「三国志」
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