...瞼を紅く泣きはらした馬謖のすがたは傷々(いたいた)しく見えた...
吉川英治 「三国志」
...二「難しいとは、どう難しいのか」孔明が、鸚鵡返(おうむがえ)しに訊くと、馬謖は、「古来、南蛮を討つに、成功した例(ためし)はありません」と、冒頭して、「――しかし、丞相のことですから、今大軍を率いて、それに向われる以上、必ず大功を収めて、征伐を果されるでしょう...
吉川英治 「三国志」
...二馬謖は「はい」と頷(うなず)いたが...
吉川英治 「三国志」
...「……?」孔明は馬謖を顧みたが...
吉川英治 「三国志」
...馬謖は孔明を父とも慕い師とも敬(うやま)っていた...
吉川英治 「三国志」
...その馬謖(ばしょく)からせがまれるような懇望を聞くと...
吉川英治 「三国志」
...尊命にたがわず死守いたします」馬謖は...
吉川英治 「三国志」
...丞相すら事にあたっては計(はかりごと)をこの馬謖に相談されておるのだ...
吉川英治 「三国志」
...微塵(みじん)になせ」何しても馬謖は功に逸(はや)りきっていた...
吉川英治 「三国志」
...馬謖は主将たるために...
吉川英治 「三国志」
...「馬謖をこれへ」と...
吉川英治 「三国志」
...「……馬謖」「はい」「汝は...
吉川英治 「三国志」
...なぜ馬謖(ばしょく)のような有能の士をお斬りになるのか...
吉川英治 「三国志」
...馬謖(ばしょく)を斬って...
吉川英治 「三国志」
...孔明が涙をふるって馬謖(ばしょく)を斬ったことは...
吉川英治 「三国志」
...あれほど惜しんでいた馬謖(ばしょく)をすら斬らせた程...
吉川英治 「三国志」
...馬謖(ばしょく)の亡い後...
吉川英治 「三国志」
...子のように愛していた馬謖(ばしょく)を斬ったなども...
吉川英治 「三国志」
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