...」トルストイ夫人は夫の悪謔から...
芥川龍之介 「山鴫」
...持前の皮肉や諧謔やを取り交ぜて二十分ばかりしやべつた...
薄田泣菫 「茶話」
...無邪気な諧謔と機智に富んだ洒落とが...
徳田秋聲 「老苦」
...仏教的哀愁と都人(とじん)特有の機智(きち)諧謔(かいぎゃく)即ちこれなり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...『江頭百詠』は詼謔(かいぎゃく)を旨とした『繁昌記』の文とは異って静軒が詩才の清雅なる事を窺知(うかがいし)らしむるものである...
永井荷風 「向嶋」
...不幸にして彼は諧謔(ヒューモア)を解する事を知らなかった...
夏目漱石 「明暗」
...諧謔好(かいぎゃくず)きで...
野村胡堂 「楽聖物語」
...きわめて可憐(かれん)で幾分の諧謔味(かいぎゃくみ)が愛される...
野村胡堂 「楽聖物語」
...たまらなく平次の好謔心(こうぎゃくしん)を嗾(そそ)ったのでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...之も前と同じ時の賛歌で同じく梅に因んでの諧謔である...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...味いのある深い鋭い諧謔を包んだ作品である...
宮本百合子 「印象」
...」わたくしは前に茶山の善謔を語つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...鵬斎の善謔も亦多く茶山に譲らないらしい...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...梅翁(ばいおう)一派の豪胆なる悪謔(あくぎゃく)が進出した際には...
柳田国男 「木綿以前の事」
...人をして腹をかかえさせるような諧謔を交わし合うなどすこしも敗戦ずれの風や悪くベソを掻いている姿もない...
吉川英治 「紅梅の客」
...いつもの諧謔(かいぎゃく)に富む即興を示された...
吉川英治 「随筆 新平家」
...先生の諧謔には常に意味深いものが隠されている...
和辻哲郎 「夏目先生の追憶」
...七先生の諧謔はこの超脱の要求と結びつけて考えねばならぬ...
和辻哲郎 「夏目先生の追憶」
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