...謎々はこうして出来上ったが...
海野十三 「軍用鼠」
...そして博士よりロッセ氏に与えられた奇怪なる謎々とに執着(しゅうちゃく)していた...
海野十三 「のろのろ砲弾の驚異」
...その文献に出てゐるたくさんの謎々の問題は...
佐野昌一 「虫喰ひ算大會」
...滑稽な謎々を出して手ずから解いて見せたりした...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...どうかすると謎々(なぞなぞ)のようなものを持って来るのもある...
中里介山 「大菩薩峠」
...この謎々を解けば...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あの謎々の文句だが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...見る人が見れば必ず分る筈だ――と斯(か)う仰有いました」「すると福松もそれと同じ謎々を書いた紙片を一枚持つて居たのだな」「それに相違御座いません」「死骸も手廻りの品も見たが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――箒(はうき)から辰巳(たつみ)――といふ謎々の文句の箒はこれだよ」と土竈(へつゝい)の前...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...謎々をかけたりジャン拳したり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そんな人の惡い謎々なんか掛けるもんですか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...韻文等の言語に於ける二義の区別がよく解ったら此処(ここ)に言う「韻律なき韻律」「無韻の韻文」という語の謎々(なぞなぞ)めいた意味が解り...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...だが、何よりも嬉しいのは、一同ひしひしと一と塊りに寄りたかつて、謎々を解いたり、または単に――無駄口をたたく時ぢや...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...何だか謎々の課題を出して...
平林初之輔 「当選作所感」
...本格の謎々専門のソレには当てはまらないらしい...
夢野久作 「探偵小説の正体」
...謎々の核心として...
夢野久作 「探偵小説の真使命」
...ユウモア等の謎々以外の風味を含ませるのは探偵小説の邪道...
夢野久作 「探偵小説の真使命」
...単なる謎々の筋書のみを守って行く所謂本格に生きて行かねばならないのだ...
夢野久作 「探偵小説の真使命」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??