...いよいよふしぎだねえ」「まるで謎々ですね」「そうだ、謎々だ...
海野十三 「怪星ガン」
...まるで謎々(パズル)のだいみたいではないか...
海野十三 「火薬船」
...それも解答のない謎々を出題されたような気がする...
海野十三 「のろのろ砲弾の驚異」
...その文献に出てゐるたくさんの謎々の問題は...
佐野昌一 「虫喰ひ算大會」
...実に面白い謎々ですね...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...お組――謎々の合圖を工夫する娘の魅力に引かされた八五郎の好奇心が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そこで一生懸命工夫を凝(こ)らして此の謎々を拵(こさ)へたよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その謎々を解いて一萬兩の金を出し...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...韻文等の言語に於ける二義の区別がよく解ったら此処(ここ)に言う「韻律なき韻律」「無韻の韻文」という語の謎々(なぞなぞ)めいた意味が解り...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...だが、何よりも嬉しいのは、一同ひしひしと一と塊りに寄りたかつて、謎々を解いたり、または単に――無駄口をたたく時ぢや...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...何だか謎々の課題を出して...
平林初之輔 「当選作所感」
...文三の懸けた謎々(なぞなぞ)が解けても解けない風(ふり)をするのか...
二葉亭四迷 「浮雲」
...すくなくとも吾々が所謂(いわゆる)探偵小説なるものの中に感じ得る魅力の中には謎々以外の沢山のものがある事は否定出来ない...
夢野久作 「探偵小説の正体」
...単なる謎々の筋書のみを守って行く所謂本格に生きて行かねばならないのだ...
夢野久作 「探偵小説の真使命」
...その謎々の使命も既に...
夢野久作 「探偵小説の真使命」
...謎々の真価値は大英博物館にでも納めなければ光らなくなってしまっている...
夢野久作 「探偵小説の真使命」
...謎々もトリックも...
夢野久作 「探偵小説の真使命」
...ところでだ……まず劈頭(へきとう)第一に一つの難解を極めた謎々をタタキ付けて...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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